今回は、早朝出発で、乗継ぎに時間がかかって、ちょっと疲れましたが、札幌の実家に無事に到着しました。
東京は雨で17℃で暑かったけど、千歳着いたら、晴天で、13℃位でちょっと寒かったです。
南東部への旅の続きです。
ボンと一緒にカフェで軽くランチを食べてから別行動。
私は、聖アウグスティヌス修道院跡を見に。
行く途中、こちらにも小さな教会がありました。
この左のレストラン、メディトリニアンレストランでした。
(前日、私達がディナー食べたのも別のメディトリニアン)
長屋みたいな建物を過ぎると立派なゲートが。
ここが、修道院の2つ目のゲートだったところです。
そして、修道院跡は、このもう少し先にありました。
ここから中へ入り、中でチケットを買いました。
日本語のオーディオガイドもありました。
この建物の中にちょっとした展示物があったのですが、まずは先に外の遺跡を見る事にしました。
聖アウグスティヌス修道院とは、AD597、イタリアの修道僧、聖アウグスティヌスによって建てられた修道院でイギリスのキリスト教布教に非常に重要な役割を果たしました。
幾度も改築等を繰り返したが、ヘンリー8世による修道院解散により、建物は解体され、ほとんど廃墟となってしまった様です。
ヘンリー8世によって、建てられた宮殿だったところです。
手前の石の壁の一部が、聖ピーターと聖ポール教会跡。
1066年にノルマン人の侵入で、フランスの修道僧がイギリスの修道院を支配し、1072年から1100年前後にここに建てられていた教会を破壊され、新たにロマネスク教会が建てられました。
1840年代に宣教師のカレッジとして建てられたビクトリアンビルディングス。
現在、King's Collageの一部として使用されてる様です。
Wulflic's Rotunda(円形の建物だった様です)
おそらく1050年代に建てられた物。
塔の地下は、2つの教会が繋がっていた様です。
ノルマン教会の地下室跡
ノルマン教会の祭壇の下は、礼拝と埋葬に使用されていた様です。
12使徒の聖トーマスチャペル
1900年初期に発掘されたそうです。
聖母マリアチャペル
チチェスターのリチャードチャペル
ここに何人かの英国王と初期の大司教達のお墓。
こちらが、聖アウグスティヌスのお墓。
修道院の回廊があったところで、修道院達が主に過ごしていた場所。
学びの中心になったところ。
1659年にヘンリー8世によって建てられた宮殿は、1692年9月8日、カンタベリーを襲った地震で、破壊された様です。
18世紀に修道院の残ってた建物は、パブや醸造所、病院、刑務所等として使われたそうです。
修道院達の手洗い場。
この芝の部分が食堂だったところ。
修道僧達は、1日2回、みんなで集まってここで食事をしてた様です。
右側がキッチンだったところ。
Ladyチャペル跡
7世紀に建てられた聖パンクラス跡。
ローマ時代の赤レンガが使用されています。
Champanile Mound
15世紀の鐘塔のあったところが今は、丘になっています。
共同墓地。
(修道僧達が埋葬されている)
こんな感じで、広大な敷地をオーディオガイドを聞きながら順に回りました。
中のビジターセンターの展示は、この地での発掘された物を展示しているそうです。
主に修道院の床等に使われていたタイルの一部。
素敵なデザインのタイルが多く、興味深かったです。
敷地外ですが、こちらが、中世に修道院のメインで使われていたゲート。
今は、King's Collageとして使われている様です。
そのすぐ向かいにあった公園。
お花が綺麗に咲いています。
ケント国王King's Ethelbertとその妻のQueen Berthaの像。
この国王が、聖アウグスティヌスに修道院を建てる為に2か所の土地を彼に与えた様です。
その一つが現在のカンタベリー大聖堂と聖アウグスティヌス修道院跡。
城壁が残ってます。