イギリス南東部への旅 カンタベリー④ 大聖堂Ⅰ | Lancashire スローライフ

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明日から日本に帰省します。

ホリデー記録、日本に行く前に終わらせたかったけど、なかなか終わらず悲しい

もう少し、残ってるので、早めにアップしてしまおうと思ってますが、どうなるか?

 

南東部の旅の続きです。

 

カンタベリー2日目は、まずは、一番の見どころでもある英国国教会の総本山、カンタベリー大聖堂へ。

 

 

 

このゲートの右横でチケットが購入でき、その奥にはショップがありました。

前日見た通り、大聖堂は、修復中で一部カバーされていますぐすん

1988年にユネスコ世界遺産にも登録されており、建築は、地下のノルマン様式に始まり、初期ゴシック様式、中期ゴシックと教会建築の移り変わりも見られます。

 

 

 

1931年から1937年に作られたゲート。

ドアは、木製で1663年。

 

 

 

敷地内には、こんな建物も。

左は、司祭やこの大聖堂のスタッフの住居でしょうか?

右は、レストランになってました。

 

 

中へ入ったら、とても大きくて、壮美な大聖堂です。

 

 

 

ステンドグラスも細かくて素敵ですが、右端、壊れてしまったのか?

ガラスが入ってない部分も。

 

 

 

アーチ型天井には、イギリス中世の紋章が飾られてます。

 

 

 

大理石でできた聖水盤(1639年)と4人の福音伝道者と十二使徒で飾られた蓋(1643年にピューリタンによって壊され、後の1660年に修復された物。

この蓋、ゴージャスですね。

 

 

パイプオルガンもとっても素敵です。

 

 

 

こんな色の付いた凝ったデザインの講壇です。

 

 

 

透かしのアーチも素敵です。

 

 

こちらはシンボルの羅針盤。床に描かれてました。

 

 

 

左は、1612年、右は1596年の記念碑。


 

 

 

 

こちら、聖職者の特権をめぐって時の国王ヘンリー2世と対立した大司教トーマス・ベケットは、国王の軽率な言葉がもとで、配下によって1170年に暗殺された場所。

この黒く囲まれた石の上で殺された様です。

トーマス・ベケットの死後、さまざまな奇跡が起き、彼の遺骨は不治の病を治すと崇拝される様になり、イギリス屈指の巡礼地として賑わう様になったのだとか。

 

 

 

本当に装飾がとっても素敵な大聖堂です。

 

 

ステンドグラスも細かくて、美しい。

 

 

 

身廊も側廊も素敵ですね。

 

 

 

この奥が、内陣ですが、この壁も素晴らしく、見ごたえあり。

 

 

 

中央には、赤い大きな十字架が。

 

 

Bell Harry Towerの天井。

扇形のデザインも素敵です。

 

 

 

 

 

1663年の真鍮の聖書台。

 

 

 

 

このステンドグラス、ビビットカラーですね。

 

 

 

 

聖書の話が描かれたステンドグラス。

 

 

このお墓の飾りも豪華。

 

 

こちらは、壁画が薄く残ってました。

 

 

 

 

天井画もうっすら見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

The Black Prince(エドワード黒大使)の墓。

ブラックプリンスと呼ばれていたエドワード王太子。

 

 

 

床に1本立てられてるろうそくの置いてる場所は、1220年~1538年までトーマス・ベケット司祭が祀られてたところ。

ヘンリー8世に破壊されたそうです。

 

 

 

復活祭のお祝いのキャンドル。

 

 

 

年号が描かれた素敵なデザインのキャンドルが並んでました。

 

 

 

 

床のこの部分、柄がちょっとずつ変わっていきます。

 

 

奥には、The Howley-Harrison Library。

17世紀からの大聖堂の書物が蓄積した物。

中世期のは、ほとんどが破損や取り除かれて、残ってない様です。

 

かなり広くて、ビックリ。

もう少し続きます。