いつものMoorbrookへ | Lancashire スローライフ

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イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

スペインに住むシンガポール人のRが仕事でSouthportに来ていたので、金曜の夜、うちに1泊する事になってました。

Southportからうちまでは、車で30分位のところです。

仕事が終わってから、バスで1本なので、バスでうちの近くまで来てもらいました。

 

私は、Rとは、初めて会ったのですが、とてもおしゃべりで気さくな感じでしゃべりやすい人でした。

彼は昔、シンガポール航空で働いていた事があって、日本にも13回程、フライトで行った事があると。

残念ながら、当時、札幌には飛んでなかったから、北海道は行った事がないんだけど・・・と言ってました。

 

最初は、この日の夜は、ボンとR二人で、パブにでも行ってもらって・・・と思ってたんだけど、しゃべってみたらしゃべりやすいし、話も面白かったので、私も一緒に行く事に。

 

いつものユニークなピザが食べられるクラフトビールの美味しいパブへ。

 

 

ちょっと外はまだ寒かったので、中で。

まだ外は寒いからか、中は結構混んでました。

 

 

 

私は、ランカスターの醸造所Farm Yard BrewのChaffと言うセッションIPA。

ボンとRは、名前忘れたけど、やはりランカシャーの醸造所のゴールデンエールだったかな。

 

 

何度か紹介していますが、こちらのパブの壁紙、ウィリアム・モリスの壁紙です。

ここの部屋は青、隣は赤の同じいちご泥棒の柄でした。

 

(こちら、別の日の写真です)

 

 

 

この正面の左側の窓がこんな素敵なすりガラスが入ってます。

 

 

このパブMoorbrookは、プレストンのノースエンドからも近く、試合がある日は、サポーターが集まるパブで、人気です。

ここのパブのオーナーがプレストンサポーターで、ミニバスを所有して、アウェイ戦の時には、ミニバスでサポーターを連れて試合観戦に行ったりしてる様です。

 

 

 

2杯目のビールは、ボンとRは、私が飲んでたChaff、私は別のノッティンガムにあるCastle Rock醸造所のOrder and Disorder(ペールエール)にしましたが、Chaffの方が美味しかったので、3杯目は、又、Chaffに。

 

 

ピザは、まだ食べた事がなかったDon’t Brie a Chicken

モッツアレラ、ブリー、レモン&タイムのローストチキン、スモークベーコン、炒めた玉ねぎ、最後にクリスピー玉ねぎを載せた物。

普段、あまりチキンのピザって頼まないけど、これはブリーとモッツアレラがジューシーなチキンといい感じに合わさって、玉ねぎの甘味がいい感じで、美味しかったです。

 

 

これ、私達も何度か食べてるけど、よく色んな人が頼むHot Shot。

砕いたトルティーヤチップを載せてて、メキシカンタコスの様な味のスパイシーなピザ。

 

 

そして、ボンは本日のハウススペシャルだったビーフウェリントン。

こちら、ステーキ、ほうれん草、ベーコン、パフパイのクルトンに赤ワインのグレイビーソース付き。

ほんと色々面白いメニューをいつも発案しています笑い泣き

 

今回、メニューがちょっと新しくなってて、ドイツ風のソーセージにカレーソースのピザなんかもありましたウインク

 

後は、みんなで摘まもうとチップスも。

チップスに色々具やソースを載せてるメニューもありました。

チップス、味が薄かったので、このグレイビーをディップしながら食べたら美味しかったです。

 

Rもみんなで料理をシェアするのは慣れてる様で、みんなでピザもシェアして食べました。

ちょっとチップスの量が以前より多くなってた様な?

多過ぎて食べきれず、ピザはお持ち帰りしました。

 

Rはシンガポール人で、奥さんはフランス人。

そして、今はバルセロナ在住。

どこで奥さんと知り合ったのか?聞いたらインドだって~。

しばらく長距離恋愛していて、昔はまだe-メールとかスマホで簡単に連絡が取れない頃で、手紙を送りあってて、返事を来るのをずっと待ってたとか。

そのうち、奥さんがやっぱりこんなに遠いとなかなか会えないし、もう無理って言ってきたので、彼は、何とカセットテープに自分の想いをしゃべって録音して、送ったんだって。

今なら、簡単にスマホで連絡取り合えるし、ビデオコールなんかもできるけど、昔はe-メール使う前は、本当に手紙と高い国際電話とかしか連絡できなかったですもんね。

それで、すぐにフランスに飛んで行ったらしいです。

 

フランスでの生活も考えたけど、最初は、シンガポールに行って、しばらく一緒に暮らさないかと提案して、シンガポールに住み始めたそうです。

奥さんのお母さんにすごい反対されたみたいだけどチーン

その時に、いずれはヨーロッパに戻って暮らすという条件付きで奥さんも同意。

それでシンガポールに戻って、弁護士として働き、まだ若手だったので、小さな仕事を何でも引き受けて、やっと順調に仕事が軌道に乗り始めた3年目位に、奥さんからそろそろヨーロッパに戻りたいと言われ、本当はもう少しここで働きたいと思ったけど、ここで伸ばせば、更にヨーロッパに行くタイミングを逃すかもと、ヨーロッパに行く事は最初からの約束だったから、ここでシンガポールを離れて、フランスに行ったそうです。

フランスパリに3年住んで、そこで長男さんが産まれ、パリは家族で生活するには家も高いし、生活費が高いとブリュッセルに引っ越して11年、そしてその後、バルセロナに引っ越して現在に至るらしいです。

バルセロナ生活も10年超えたとか。

奥さんとは英語で会話、息子さんは2人いて、フランス語圏でも生活してたから、息子さん達は英語、フランス語、スペイン語、カタラン語の4言語が話せるんだって~。

 

シンガポールで弁護士として働いてた方がお金稼げて良かったんじゃ?とも思うけど、愛の力は大きいですね飛び出すハート

 

そして、このR、イギリスのサッカーが大好きで、ManUファンと聞いてたんだけど、PLだけじゃなく、他のデヴィジョンのチームなんかも詳しくて、Southportで仕事してた時にSouthportのスタジアムがすぐ近くにあったのに会社の同僚、誰も教えてくれなかったから、自分で昼休憩に見に行ってきたとか言ってて、ボンがプレストンに住んでるって聞いて、プレストンと言えば、歴史的にも有名なプレストンのチームがあるから、行ってみたいと思ったのがうちに泊めてほしいって事だった様です。

それで、翌日、ボンが車でブラックプールのスタジアムとプレストンのスタジアムに案内するよ~と連れて行きました。

 

 

 

クラブショップでブラックプールのシャツとかいっぱい買って、息子さん達のお土産にする~って言ってたので、えっ?息子さん達、ブラックプールなんてチーム知ってる???と聞いたら、長男さんは、バルサのアカデミーに所属してた事もあって、その後、エスパニョール、そしてラ・リーガCのチームに所属してたけど、自分のレベルじゃ、これ以上伸びないと自覚して、クラブをやめて、勉強に集中して、今は趣味でアマチュアチームでサッカーを楽しんでるとか。

ただ、昨年は、シンガポールにあるバルサのアカデミーで夏の間2か月だったか働いてたらしいです。

それで、どんなチームでもイギリスのサッカーチームだったら、喜ぶから~と言う事でした。

 

昨日は、午後14時半頃、マンチェスターへ電車で向かいました。

思いがけず、楽しい週末になりました。