叔母の手料理 | Lancashire スローライフ

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今日は、リヴァプールとフラムのホーム試合サッカーで、ボンはリヴァプールへ。

電車で行く予定にしてたけど、ストライキの影響で、軒並みキャンセルになってたので、車で行きました。

いつもは、事前にチケット購入してたんですが、今回は、ストライキの噂も聞いてたので、まだチケット買ってなかったから良かったと。

イギリスの電車でのお出かけ、なかなか気が抜けません。

 

今朝、うちの方は霜も降りてなかったんですが、ダービーではやはり予報通り、雪が降った様で、叔母が雪が積もった庭の写真を送ってきてました。

雪になる前に帰ってきてて、良かった口笛

 

木曜からDerbyの叔母の家に遊びに行ってましたが、実は、私達が滞在する数日前からセントラルヒーティングの調子が悪いと言ってて、到着する日は、ガス会社の人が修理に来る事になっていて、何時頃来るかわからないから、その日は家にいないといけないと言ってたので、私達もお昼過ぎに家を出て、ダービーへ向かいましたが、14時半頃に到着した時には、既にガスの修理も終わって、やっとセントラルヒーティングが作動したと言ってましたが、まだ家の中はなんか寒々としてました。

この数日から急に寒くなってたのでね。

リビングは、そんなに広くなく、ガスストーブを付けてましたが、それでも窓側のソファに座ってたら、なんか足元とかがちょっと冷えてくる感じ。

(翌日からはそこまで寒く感じなかったので、やはり数日セントラルヒーティングが作動してなかったからなんでしょうね)

 

キッチンは、私達が叔母の家に遊びに行ったのは、ママを連れて行ったのが最後で、10年位前でした。

その後、キッチンを増築工事したんですが、それ以来行ってなかったので、新しくなってからは初だったんですが、以前のキッチンは狭かったからお庭の方に拡げて、大きくなったので、今時の素敵な解放感のあるキッチンで、中央にはアイランドキッチン。

増築したエリアの天井には、スカイライト(天窓)が3つ位あって、壁もキッチンカウンターも白いから明るく広々してて、素敵なキッチンでした。

いつも他人の家に行き、大きなキッチンを見てはいいなぁ~と思ってしまいますショボーン

やはり、あの位の大きさあると使い勝手いいなぁと。

 

夕方までは、リビングで叔父も一緒にキャッチアップ。

春にママの散灰した時に会って以来だったので、積もる話も色々あり。

 

17時過ぎから、ビールもらって、リビングで叔父と一緒に飲み始め、叔母がキッチンにいたので、私も何か手伝える事があるか?聞いてみたら、一人でも大丈夫よ、と言いながら、じゃあ、このワインボトル開けてくれる?と。

ワイン開ける位お安い御用ですニコニコ

この日は、リゾットと言う事で、じゃあもし、構わないならチーズも削ってくれる?と言うので、チーズを削りながら叔母とおしゃべり。

 

実は、この日、久しぶりに会った叔父、何故か私が話始めると話を遮って、違う話を始めたり、急に立ち上がって、あっ!暖炉の火が消えた!(本当に急に消えたから、セントラルヒーティングの後は、暖炉までアセアセとか焦ったんですが、暖炉は、すすが詰まってただけの様で、すすが飛び出し、火をつけ直したら、大丈夫でした)とか、時計が止まってると時計をいじり始めたり・・・

元々物静かな叔父で、そんなに私とは、色々話はしないけど、それでも今までは、そこまであからさまに避けられる事はなかったのに、今回は、明らかに・・・と言う感じだったんです泣くうさぎ

後から、ボンとあの落ち着かない感じは、叔父も認知症が少し始まってる???と言う感じだったんですが、ボンが話したりしてると、普通に会話になってるし、そんなに物忘れとかしてる様子はなく、どうやら最近、耳の聞こえが悪くなってきたから、補聴器をし始めたらしいんですが、補聴器しててもまだあまり聞こえてないのかな?と。

きっと私の英語の発音は、やはり外国人訛りだし、慣れてない叔父には、聞き取りにくかったのではないかと?

特にリビングでは、結構離れたソファに座ってて、TVも付いてたし、余計だったかな?と。

これが、初めて会ってとか会って数回で、こんな態度だと、ちょっと嫌な気分になったと思うけど、以前が違っただけにちょっと驚いたんですが、その後、ダイニングテーブル囲んでとかでは、少しは良かったので、きっと聞き取りにくかったんだろうなぁと。

 

 

こんな感じで既にテーブルセッティングはできてました。

家だと紙ナプキン使う事も多いと思うんですが、ここでは、ちゃんと布ナプキンです。

 

 

 

ダイニングテーブルのライトもなんかゴージャスなライトでした。

テーブルにはキャンドル、火は灯さなかったけど、ちょっと置くだけでアクセントになりますね。

おもてなしの参考になります。

 

 

そんなこんなでディナーできました。

前菜のバターナッツスクオッシュ(バターナッツかぼちゃ)のスープ。

こちらは、スープメーカーで既に作ってありました。

スープ飲んだら、ビックリ。

かなりスパイシー。

バターナッツスクオッシュのスープでスパイシーとは思ってなかったから、ビックリしたんですが、とてもシルキーでスムーズで、でもこの辛さがまた美味しい。

畑で採れたバターナッツスクオッシュと野菜ストック、クミン、チリで作ったスープだそうです。

最後に生クリームをちょろっとかけてくれてるので、これでコクも出てる感じです。

 

うちでは、バターナッツスクオッシュだと牛乳使って、ローズマリーを加えたりするスープは何度か作ってましたが、クミンとチリも合って、美味しかったです。

 

そして、ステップシスターも以前、スープメーカー買ったけど、適当に野菜をぶつ切りにしてセットしておくだけでスープできるから、凄く便利だよ~って、お薦めだったんですが、うちは、そこまでスープ頻繁に作らないし、とあまり気にしてなかったけど、叔母達は、畑で採れたけど、ちょっと小さめの野菜とか使って、何でもスープにしちゃうのよ~って言ってたけど、こんなにスムーズになるんだ~とビックリ。

うちは、ミキサーやハンドブレンダー使うけど、ここまでシルキー、スムーズにはなってないと思うんですよね。

やり方が足りないだけ?

とにかく、ボンもすっかり気に入って、美味しい、美味しいとお替りまでもらってましたニコニコ

スープは、テーブルに載ってるタイガーブレッドと一緒に戴きました。

 

 

そして、メインは、ポルチーニリゾット。

リゾットライスは白かったけど、ポルチーニの戻し汁で作ったリゾットはこんなにお米が茶色くなってました。

これにトリュフオイルをちょろっとかけて食べましたがとっても美味しかったです。

 

リゾット食べ始めてから、忘れてたわ!って、更にちょっと焦げ気味のガーリックブレッドが出されました驚き

本当は、フォカッチャと一緒に食べたかったんだけど、その日、叔父が買い物に行ったら、売ってなかったと言う事で、ガーリックブレッドになった様ですが、スープにタイガーブレッドも添えてたから、リゾットにはガーリックブレッド要らないのでは?って感じでしたが、イギリス人リゾットやパスタとガーリックブレッド組み合わせる人多いですよね。

 

そして、もうここまででお腹いっぱいだったのに、その後デザートまで用意してくれてました。

まさに3コースディナーです。

 

 

デザートは、フルーツクランブルにシングルクリームをかけて。

フルーツも畑や庭で採れたブルーベリー、ラズベリー、プラムって言ってたかな?

全て手作りなので、ベジタリアン料理の3コースでしたが、本当に美味しいディナーでした。

 

叔母はベジタリアンと言うか、シーフードは食べるのでペスカトリアンなんですが、家ではたまには叔父も自分で肉をローストしてローストディナー(叔母はナッツローストやローストベジ)とか食べる様ですが、叔母はこまめに料理するので(外食だとベジタリアンオプションは、最近こそ選択肢が増えたけど、以前は少なかったので)、ベジタリアン料理等は参考になったりもします。

 

 

キッチンにこんなコルク入れが飾ってあって、これいいね~って言ってたら、キッチン改装した後に友人からのクリスマスプレゼントだったとか。

叔母はビールは飲まないけど、ワインは飲むので、記念日やクリスマス等特別なシャンパンやワインを開けた時にコルクにその日付を書いて、ここに入れてる様です。

上が開いてるのでそこから入れられます。

 

これ、いいけど、私達が使ったら、あっという間にいっぱいになっちゃうねてへぺろとボンと笑ったのでありました。

 

ディナーの後は、その日、ヨーロピアンカップでリヴァプールの試合があったので、リビングでみんなでリヴァプール戦を観戦し(叔父も叔母もサッカー好き)、余裕で勝った試合だったので、楽しく観戦もできました。

 

この日は、久しぶりだったのもあり、ワイン飲みながら、0時半過ぎまでおしゃべりしてて、ベッドに入ったのが1時過ぎてました。

叔母は、いつも10時位にはベッド行く人なのに・・・ガーン