昨日は、ボンのスクールフレンドとBlackpoolにあるチャイニーズレストランへのお誘いがあり、一緒に行ってきました。
元々、火曜の夜、ボンがこのスクールフレンド達と今回来れなかった他2名とこのチャイニーズに行く予定になってたんだけど、火曜の夜は、Blackpoolで何かイベントがあるとかで混むかもと言う事で、場所を変更して、Poulton-le fyldeで会ったらしい（終電キャンセルになった日ね）んですが、まだホリデーでブラックプールに滞在中だったJと娘さんとブラックプール在住のTが木曜にその中華に行くから、今度はあーこも一緒にどう？と誘ってくれた様です。
その中のTには何回か会った事があり、もう一人のJには会った事がなく、スクールフレンドだと古い話で盛り上がったりすると話になかなか入れないし、ちょっと行くの迷ったんですが、知らないのはそのJと娘さんだけだし、Jは学校の先生だから、英語は聞き取りやすいと思うよと言うので、お店のメニューを見てたら、興味が出てきて、このお店なら行ってみたいな～と。
今回は、ご飯食べに行くだけだったので、ボンの運転で車で。
ブラックプールタワーが見えてきました。
なんかあれ？
タワーって赤いと思ってたけど、なんかピンクに見える～って言ってたら、ライトアップされてて、色んな色に徐々に変わってて、ピンクから青、緑になったりしてました。
左：奥に見えてるのがウインターガーデン、右：奥にセンターピアが見えてます。
イギリスのアイコンのテレフォンボックスもこんなに並んでました。
最近は、スマホの普及であまりテレフォンボックスも使われなくなってますが、これはまだ使われてるのかな？
こちらが、Michael Wan's Mandarinと言うお店。
お店のHPの記載では、ブラックプールで外食のベストレストラン(Mirror紙）、UKでトップ３チャイニーズレストラン（The Independent紙）、ヨーロッパでベストチャイニーズ等に選ばれている様です。
着いたら、3人とも既に着いてて、私はJと娘さんPちゃんには初めましてで、Tとはお久しぶり～と。
そう、このTが終電がキャンセルされて、家までボンを送ってくれた友達だったので、そのお礼も伝えておきました。
このTは、バングラディッシュ人ですが、3歳位からイギリスに移住してるので、もうほぼイギリス人。そして、この彼がコロナで3か月入院して、2か月は酸素吸入器に繋がれ、意識がなかった友人ですが、退院後もコロナ後遺症が残り、今も夜は、酸素吸入器を使って寝てるそうです。
しばらくは、鬱にもなったりしてたけど、カウンセリング等受けて、やっとここ最近は、外にも少しずつ出かけるようになって、元気になり、かなり体力も回復してきたと聞いてたんですが、本当に以前の様に元気そうで、安心しました。
お店は、1961年創業からずっと続いてるお店で、現在は、オーナーだったMichael Wanさんは亡くなった様で、娘さんが継いでる様です。
この箸置きが猫かな？可愛いな～と思ってたら、パンダでした。
スターター用にお皿をこんなウォーマー（中に固形燃料を入れてます）に載せて温めてくれます。
私達は、香港のラガーSun Likが生だったので、ビールにしましたが、JとTは白ワインをボトルでシェアしてました。
この香港のラガーは初めて飲みましたが、普通に美味しかったです。
そして、注文したスターターが届き、温めておいたお皿は各自の前へ。
そして、皿をよけて、そこにスターターを載せてくれました。
実は、私だけが右のホタテ、他の4人は全員、天ぷらソルト＆チリソフトシェルクラブにしてました。
私のホタテは、にんにく、生姜、スプリングオニオンを入れて蒸して、そこにマンダリン特製醤油とライスヌードルを載せた物。
これもとっても美味しかったし、ボン達のソフトシェルクラブもちょっと味見させてもらったけど、美味しかったです。
そして、メインは、それぞれ違う物。
左が私が頼んだGan Bian Dou（千煸四季豆）、右がボンの頼んだTwice cooked pork(回鍋肉）。
Gan Bian Douって初めて聞いたんですが、Szechuan以外で一番人気と書いてあったので、頼んでみました。
グリーンビーンズの食感がいいんだけど、ちょっと長めなので、食べにくかったけど、これはなかなかイギリスでは見なかった？いや知らなかっただけ？
でもとても美味しかったです。
ボンのは豚バラを2度調理したクラシックなSzechuan料理の様ですが、漢字では回鍋肉と書いてあったけど、日本の回鍋肉って豚とキャベツとピーマンをピリ辛味噌で炒める料理って思ってたんですが、キャベツも味噌も使われてませんでした
これは、結構辛かったけど、美味しかったです。
みんなフライドライスを注文したけど、私は白いご飯の方が合う気がして、白いご飯もらいました。
でも、ここのフライドライスは、テイクアウェイのと全然違って、ふわふわで美味しかったです。
左がJが頼んだKung pao Chicken(これは中華の定番ですね）、右がＴの頼んだSzechuan料理の茄子とひき肉。
そして、写真にはないけど、Jの娘さんPちゃんはワンタン麺（ライスヌードルで）。
ワンタン麺の麺は、ライスヌードルとラーメンヌードルからの選択になってました。
こちら、写真なかったけど、ワンタン沢山入ってて、凄い量だったけど、こちらも美味しそうでした。
こんな感じで、普通の中華レストランでみんなでシェアしながら食べる中華と言うよりは、各自それぞれ注文した料理を食べるって感じですが、私が、そのＴの茄子料理が気になって、それは何て料理？って聞いてたら、食べていいよ～って。
それでちょっと味見させてもらったら、ナスは揚げてから煮てるのかな？完璧な火の通り方で、中はとろんとしてすごく美味しかったです。
Kung Pao Chickenのチキンも大きくて、ジューシーで美味しかったし、どれも本当に美味しくて、Ｐちゃんのワンタン麺以外は、ちょっとずつ味見させてもらいました。
ボンのとＴのは、かなり辛く私とＪのが少し辛さはマイルドだけど、広東料理よりは、どれも辛かったです。
お客さんはアジア人より、白人ばかりで、この日は、私達の後ろのテーブル、お誕生日の人がいて、みんなでハッピーバースデーを歌い始め、終わって、みんなも拍手したりしてたら、その後、チャントが続き、For He’s a Jolly Good Fellow・・・の歌を歌ってました。しばらくしてからも何回か歌いだし、必ず、バースデーソングの後には、チャントも続くので、途中でみんな又？って感じになってたら、実はその後別のテーブルのカップルもお誕生日だった様でスタッフがデザートを持ってきて、バースデーソングを歌い、今日誕生日の人ばかり？なんてみんなで笑ってたんだけど。そのバースデーソングが終わったら、又、その後ろのチャントだけを後ろのテーブルの人達が歌ってて、とっても賑やかな夜でした。
トイレに立ったら、ボンが廊下にここの歴史的な写真とかダーツ選手の写真とかあったから、カメラ持ってった方がいいよ～って言ってたら、Jがトイレのシンクも素敵よって。
男性用のシンクは普通だった様ですが。
トイレのライトも綺麗だけど、確かにこのシンクボウルは中国っぽいですね～。
このダーツ選手、ここの常連さんの様です。
なんかブラックプールタワーの前を馬に乗ってる写真とか、面白い！
私達、ずっとしゃべってたから、最後のお客さんになってて、Pちゃんはデザート食べたかったよね？デザートメニューもらう？って言ってたけど、お店は22時半までで、既に22時半近かったので、もういいって。
デザートいる？って聞きにも来なかったよね～って。
ここのメニューには、カスタード饅頭もあったし、Bocker Glory（パフェみたいな物）ってメニューで初めて見てたので、気になってたのも色々あったんだけどね。
まぁ、私はお腹もいっぱいだったから、多分、頼まなかったけど。
実はこの箸置きが可愛くて、Tが聞いたら1個￡1.50って言うので、Tがお土産に買うって言ってて、私も欲しいなって色違いのを買ってきました。
3色しかなかったから、3個だったけど、4個の方が良かったな～。
そしてお会計と一緒にキャンディーが。
これ、ブラックプール名物のBlackpool Rockと言うキャンディーでした。
金太郎飴みたいに棒状の飴を切ると全部同じデザインになってるやつ。
そして、これは、こちらのお店の名前Michael Wan's Mandarinって文字が入ってました。
ブラックプールロックは、こうした観光名所等の文字入れしてるのが多いらしいです。
Pちゃんが学校でBlackpool Rockの製造工場を学校で見学に行った事があるって言ってて、私も今度行ってみたい！
Jの英語は本当に癖がないので、聞き取りやすかったし、私も色々話ができて、美味しい食事に楽しい夜になりました。
この日は、JとPちゃんの滞在してるキャラバンパークまで送って行ってから帰ってきました。
ハーフタームとか夏休みには、このキャラバンパークによく滞在してるらしいので、又、次に来た時に会おうねって約束して別れました。
こちらの中華は、ちょっとお値段お高めではあるけど、どれ食べても美味しかったし、普段食べてる広東料理とは又、違って、普段と違うメニューがあったり、他のも食べてみたいので、又、行きたいと思います。