今日から、ついに令和の時代がスタートしましたね。
正直、私達の様に海外に住んでいると日本の元号を使う事はないので、今年何年だっけ?と言う事が多く、たまに日本帰省中に書類に記入しないといけなかったり、日本の免許証の更新が次、いつだっけ?と言う位で、ほぼ西暦での生活になってしまってるので、新しい元号になったからと言って、何も変わってないんですけどね。
日本では、色々盛り上がってるんでしょうね。
今日は、久しぶりに近所のラルフのおはなしです。
実は・・・
2月中旬。
ある日、外に出たら、お向かいの家の電柱に”行方不明”のポスターを発見
行方不明のポスターに載ってた写真は・・・
え~っ
なんと
ラルフ
でした
えっ
ラルフが行方不明
でも・・・
昨日もうちに来てたし、毎日、ラルフうちに来てるよね
でも、オーナーが貼り紙だしてるって事は、自宅には帰ってないって事
ボンが慌てて、ラルフが昼間よくお邪魔しているお隣りのD&Pの家に行って、ラルフ来てる?と聞くと、うん、うちで寝てるよって。
え~、全然行方不明じゃないじゃん
ボンがラルフが行方不明ってポスター貼り出されてるけど、見た?と聞いたら、さすがにそれは、見てなかった様で、ボンがスマホで写真撮って、その写真を見せたら、D&Pもすごく驚いてました。
奥さんのPは、ラルフのオーナーの家にたまに行っては、奥さんLとお茶したりしてるらしく、LもラルフがいつもD&Pの家に行ってる事は知ってるのです。
だったら、まず、行方不明のポスターを貼る前に、D&Pの家に行って、ラルフ来てる?とかラルフ最後に見たのいつ?とか聞いてくるのが普通じゃないですか?
でも、全く、何もなしにいきなり、D&Pの家の真ん前の電柱に行方不明のポスターを貼り出すって、何?
私達の住むこの通りだけでも3、4枚のポスターが貼られてました。
私達もちょうどママのところへ行くところだったし、別にラルフ本当に行方不明になってる訳じゃないし、そのままママのところへ向かったのですが、ラルフ、朝早くから外を彷徨ってて、そのままD&Pの家にお邪魔して、夕方まで過ごす事が多いのです。
その後、うちに直行して来る感じで、うちでは、一切餌や水もあげてないし、勿論トイレなんかもないんですが、夕方から来て、数時間、私達が外に出すまでうちで過ごす事が多かったんですが、そのポスター貼り出された前日の夜、ラルフが家にいるのすっかり忘れてて、外に出すのが少し遅かったんですよね。
これって、オーナーからの無言の圧力
ラルフは、うちの飼い猫なんだから、うちに返してちょうだい!とかって事なんだろうか?と。
でも、その日の夕方にもいつも通り、ラルフはやってきました
オーナーが探してるとも知らずに・・・。
後で、確認したところ、オーナーもラルフがお隣りのD&Pの家やうちにも来てる事は知ってるし、ラルフを可愛がってくれてるから、それは問題ないと。
ただ、オーナーである彼らは、ラルフを数日全く見かけてなかったと。
朝も寝床にいないし、夜も帰ってきてないと。
そして、用意してる食事も食べてなかったから、どうやら家には帰ってきてない様だと言う事で、心配だったのと、実は、他にもラルフがお邪魔してる家があるんじゃないかと疑ってる様で、この猫は、飼い猫でうちの猫なのよ!アピールのつもりだった様です。
でも・・・うちでは一切、餌はあげてないし、自分の家で餌食べてないって言うのは、確かにオーナーが心配するのもわかる気がします。
ただね・・・
家の中では犬を2匹飼ってて、ラルフはガレージで飼われてるので、いつでも勝手に好きな時にガレージを出たり入ったりできるし、寒い時期は、やはり暖かい家の中でヌクヌクする方がいいですよね。
ラルフの小さい頃は、なでなでもさせてくれなかったし、すぐ引っ掻いたり、噛んだりする猫だったんですが、今は、年も取ってきて、すっかりおとなしくなって、膝の上とかには絶対乗らず、少し距離を保つんだけど、それでもなでなでされるのは好きになったし、付かず離れず・・・位の距離にいる事が多くなり、やはり人恋しいのかな?と。
ラルフが小さい頃は、家でもおとなしくしてなかったから、ガレージで飼い始めたのか?それとも元々そのつもりで飼い始めたのか?そのへんはよく知りませんが、もう何年もそんな自由な生活をしてたラルフが自分で好きな場所を見つけて一人で寒いガレージにいるよりは、どこかの暖かい家で寝たいと思って自分の意思で、他人の家に出入りしてるんだけど、オーナーは、それがわかってるのかどうか?
一時期、家の中に入れる事にしたって聞いてたんだけど、ラルフが家にいたがらなかった様で、結局、オーナーも諦めちゃったのかな?
でも、最初に家に入れてなかったから、オーナーの家が自分の家だとは思ってないのかもしれないですよね。
うちも猫好きだし、ラルフが窓をコンコンノックして、開けてくれ~とか、こんな風に無言でジーッと開けてくれるの待たれたら、私達も無視するのも可哀想で、やっぱりちょっとだけねって開けちゃうし・・・。
でも、ご飯食べてないって、やっぱりそれは気になりますよね。
ただ、お隣りのD&Pは、以前、うちで飼ってたチャイもよくお邪魔してて、たまにご飯全然食べないな~と思うと、実はD&Pがチキンや高級の餌あげたりしてた事があって(しかもM&Sのとかだったりで、うちの安いご飯は食べない訳だ!みたいなね)、今も朝は、お腹空かしてご飯ねだるから、少しあげたりしてる様なんですよね
たまに朝、カーテン開けた途端、うちに来る事もあるけど、ウロウロして、結局すぐ外にでるので、多分、うちではご飯あげないから、お腹空いてたりするのかも。
うちでは、お腹空いてるなら、家に帰ってご飯食べてからおいで~って言ってはいるけど、ラルフはわかってるのかどうだか、全くお構いなし。
結局は、そのオーナーがラルフを見かけなかったと言う時、自分の家では、ご飯食べてなかったかもしれないけど、D&Pの家では少しは食べてた様だし、うちに来て、お腹すかしてる様子も全くなかったんですけどね。
そして、その後も貼り紙は貼ったまま。
ラルフが家に帰っているのかどうかはよくわかりません。
最近は、なくなったけど、冬の寒い間は、Pubに飲みに行って夜遅くに帰って来ると、うちの玄関の前にラルフが待ってたりする事もあって、ラルフは、私達の家を自分の家だと思ってるよね?って思う事もよくあったんですが・・・。
でも、そんな夜中にも自由に外を歩き回ってたので、オーナーが顔見てないって言うのもわかる気がします。
イースターホリデー中の暑かった日は、うちの庭で寝てるラルフ発見
ちょっと近付いてみると、目を覚ましちゃった~。
そして、サービスかな?
ゴロンゴロンとしてくれます。
この日は、暑かったので、石を敷いてるこのエリアは、大きな柳の木の下で日陰にもなって、きっと涼しかったのでしょう。
次の日もこんな感じで寝てました。
そして、最後にもう1ショット。
え~???
昨年、野菜を育ててたコンポストバックをベッドにしてたよ~。
ちょうどラルフのいるところは、もう何も植えてなかったからいいけど、隣は、苺が育ってます。
土の上がひんやりして気持ち良かったのかな?
昨年もプランターの中に入ってた事ありましたよね。
こんな訳で、ラルフのオーナーは、決してラルフをほったらかしにしてる訳ではなく、ラルフの事は心配してはいる様なんですが、そんな事は我知らずのラルフなのでした。
たまには、オーナーに顔見せに家に帰ってね。
でも、オーナーもそんなに心配するなら、外に出さずに家の中で飼えばいいのにね。
まぁ、このラルフに家の中だけで、外に出ない生活をさせるって言うのは、無理だと思いますが・・・
オーナーだって、ほとんど姿を見ない猫の為に毎日、ご飯あげたりしてるんだから、本当は、もっと一緒に時間を過ごしたいだろうにね。
これから、どんどん日が長くなってくるイギリス。
ラルフが遅い時間にウロウロする日も増えそうです。