Laurel & Hardy 映画鑑賞@マンチェスター | Lancashire スローライフ

Lancashire スローライフ

イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

木曜の夜、久しぶりにマンチェスターまで行ってきました。



ボンは、このLaurel&Hardy(コメディー)が好きで、DVDも全て持ってて(並べると二つの帽子が現れて可愛いですよね?)、Facebookのファンクラブ情報で、6月にイギリス全国でこのLaurel&Hardyの古い映画が再上映されると言う事で、うちから近いところは、どこかと調べていたら、リヴァプールかマンチェスターでの上映が良さそうだったので、マンチェスターで観る事にしました。1つの場所で1回限りの上映で、全国を廻ってるようです。
(興味のある方は、Laurel&Hardy filmsで検索するとYou Tubeで沢山動画アップされています。)

仕事を早めに切り上げ、16時過ぎに車でマンチェスターまで向かいました。
通常は、うちからマンチェスターまでは高速使って40~50分、夕方に差し掛かるから少し混んでるかな~?とは思ってましたが、高速の途中で大型トラックと乗用車何台かの接触事故があって大渋滞
家を出る前に高速情報をチェックして、一部渋滞してる事は知ってたのですが、私達が使う部分までかかってなかったから大丈夫かな?なんて思ってたら、甘かった~。
夕方にさしかかって、更に混雑した様で、もうどこも車がいっぱいでノロノロ運転。
連休でもないのに、久しぶりに高速であんなトロトロ走ったかも。
まさに、日本の渋滞を思い出しました。

映画館から3マイルほど離れたところによく行く私達の好きなチャイニーズレストランがあって、下のスーパーでもアジアン食品が買えるので、そこで早めのディナーして、ちょっとスーパー覗いて、ニラやレンコンとか買ってこようかな?と思ってたのですが、そのうちに、ご飯食べる時間なんかないかも・・・と心配するほど、なかなか進まず

途中で高速降りて、下道を走ったけど、もう夕方なので、通勤渋滞にもかかり、高速も下道もどこもかしこも大混雑でした。
やっぱり、都会は車が多いし、道もよくわかってないから、どっち、どっち???って感じでキョロキョロしながら

途中で、1台の車が、大声で叫びながら走っていって、その後馬鹿なドライバーがすごいスピードで渋滞している車の脇を抜けて、左に曲がって行って(私達は直進でちょうど二手に分かれたところにいたんだけど)、こんなに混んでるのにあんなスピードで・・・と思った瞬間にバーンと大きな音が。
思わず、その方向を見たら、スピード出して走って行った車は、もう見えなかったんだけど、信号待ちで停まってた対向車の車に当て逃げでした。
そのぶつかられた対向車の車、運転席の前側が潰れ、タイヤも破裂して、信号が変わり、その車だけ動けず、取り残された感じになりました。
たぶん、その全てを見ていたと思われる若い女性の運転する車が1台、脇に停車して、動けなくなった車の運転手に大丈夫か声かけに走っていきました。
その後、私達のレーンも動き出してしまって、どうなったかわからないのですが、あの車に取り残された運転手(たぶん、高齢者だったと思うのですが)さんが、怪我なく助けられ、馬鹿なスピード出して当て逃げして行った車は、無事に警察に捕まって欲しいと願うしかありません。
ボンの運転席からは、よく見えてなかったので、何が起こったかよくわかってなかったのですが、私が見てた事を説明しました。
私もぶつかった瞬間は見てなかったけど、あんなスピードで危ないなって思った瞬間にすごい音だったから、絶対あのスピード出してた車が引っ掛けていった訳で、大丈夫ですか?と声をかけた女性は、ぶつかった車ではなかったと。
ボンはマンチェスターの様な都会の道路は、全てカメラが取り付けてあるから(確かに交差点の辺りでもあったし)、たぶん、後で捕まると思うよと言ってたけど、本当にあんな運転する人はちゃんと取り締まって欲しい物です。

こんな事故を目撃してから、あの被害者の運転手さんが気の毒で、なんだか気が沈んでしまいましたが、なんとかチャイニーズレストランに到着。
既に18時10分ほど。
映画館はそこからは近そうだけど、ちゃんとすぐに見つかるかわからないし・・・と、19時半スタートだったので、19時にはお店を出たいよね。どうしよう?と。
結局、まだ早めの時間なので、レストランは結構空いてたし、今回はスーパーでの買物を諦めて、飲茶だけは食べたいねと言う事で、レストランへ。



何度か紹介してるTai Panというレストランが2階にあります。
この見えてる入口が、下の中華スーパー。
リヴァプールにも同じスーパーがあるんだけど、マンチェスターの方が日本人が多いからか、こっちのお店の方が日本食材豊富な感じがします。
今回は、残念ながら覗く時間なかったけど、調味料とかは、どうしても買いたい物はなかったから、スーパーは、また今度と言う事で。

  




青島ビールと飲茶5種とチャーハンオーダーしました。
ここは、シーフードのかた焼きそばが美味しいんだけど、急いでたからメニューから探せず、ボンは麺よりチャーハン好きなので、チャーハンでいいか~とチャーハンに。
エビの包揚げの中のエビが大きくてぷりっ、ぷりっでいつも通り美味しかった。
そして、右下のホタテの蒸し餃子?もとっても美味しかったです。
ここは、大根餅も美味しいのに忘れてたな~。
やっぱり、中華は飲茶がいいですね。
チャーハンも頼んでたので、結構お腹いっぱいでした~。
お腹いっぱいになって、急いで店を後にして、映画館を目指します。



無事に迷わず、目的の映画館に時間前に到着できました



映画館の前には、アンティークカーが停まってました。
この車、Laurel&Hardyの映画でも時々登場する型らしいです。
私がこんな写真を撮った物だから、運転手さんが僕まで入れたの?って。
そして、一緒に写真撮ってあげようか?と言ってくれたので、撮ってもらいました。




中に入ると、映画館は、シネマコンプレックスで、スクリーンはいくつかあって、今回は、特別上映のこのLaurel&Hardy以外は、最新の映画を上映してました。
アイスクリーム、ポップコーン、ホットドック、ジュース等、中央で販売してるコーナーがありました。

ちょっと横に写ってる二人・・・

あれ



二人を囲む様に人が集まってますが、Laurel&Hardyの真似をした二人が、何かお客さんに手品をして見せてました。


映画終わった後は、前に停まってたアンティークカーもいなくなってたので、もしかしてこの二人があの車で登場したのかな?
こんな小さなサービスもなんだか楽しいです。





ボンがどうしても映画が始まったら写真撮りたいと言うので(液晶が光って、周りの人に迷惑じゃないかとちょっとドキドキでしたが)、カメラ貸したらこんな画面写してました



私達が観たのは、この2つに収録されているCounty HospitalとSons of the desertの2本立て。
1930年代の映画です。
Mr.ビーンとかチャップリンの様なコメディーです。
最初の数本はサイレント映画(声なし)だったようですが、今回見たの含め、会話ありのコメディーになってます。

映画館でのLaurel&Hardyの映画上映は30年以上ぶりで、しかも特別再上映なので、満席ではなかったけど、かなりの席が埋まってました。
ただ、この映画館、ちょっと古いので椅子がまるでトランポリンの様にちょっと動くと揺れるんです。
座り心地はあまりよくなかったな~
私達の前のカップルは、ちょっと体格よい二人だったんだけど、椅子がリクライニングになってて、どうやって倒すんだろう?と思ったら、背もたれによしかかると自然と倒れる感じだったみたいで、私の背もたれはあまり倒れてくれなかったです

どちらも白黒映像で、本当に簡単なジョークで、みんなゲラゲラ笑いながら鑑賞。
さすがに昔の映画だからか、ファンは、ちょっと年齢層高かったです。
若者は少なくて、小学生や中学生位の子供は、お孫さんが、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に来たって感じで数名見かけた位かな?

もうとにかく、映像に引き込まれ、ついつい大声で笑っちゃって、とっても楽しめました。
映画終わったら、みんなが拍手したりして・・・。
普通に映画終わってもこんな風にみんなが拍手なんてしないから、やっぱりちょっと不思議な感じだけど、こんなにもファンの人達が久々の映画上映を楽しんだんだなと嬉しくなりました。

ちなみにアメリカン映画で、太っちょのOliver Hardyはアメリカ人で、細身のStan Laurelがイギリス人なんだそうです。








我が家のLaurel&Hardyコレクション。
ゲストルームが、Laurel&Hardy部屋になってる我が家です。

マンチェスターまでの道のりは、渋滞あり、事故に遭遇と気分落ちたけど、久しぶりの映画鑑賞、楽しめたので観に行けて良かったです。