夢のシンデレラ城 | Lancashire スローライフ

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イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

ドイツと言ったら、やはりノイシュバンシュタイン城を思い浮かべる人も多いんじゃないでしょうか?
実は、私もその一人・・・

昔からジグソーパズルをするのが好きで、ノイシュバンシュタイン城のジグソーも作って、家に飾ってた事もあります。
いつも眺めては、いつか見に行きたいなぁ~と憧れてたお城です。

今回、私の誕生日プレゼントプレゼントとして、ミュンヘンを選んでくれたボン、勿論、ノイシュバンシュタイン城へ行く為でした。ミュンヘンからは、電車電車とバスバスを使って約2時間ほどかかります。
日帰りツアーで参加してきました。
さすがに人気のお城、参加者も多く、日本人の方もいました。

ミュンヘンからの電車、たぶん乗客のほとんどがこのお城目指してたんじゃないでしょうか?

目的地Fussenに到着~。

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バスバスを降りた先は、こんなのどかな何もないカントリーサイドです。
アルプス富士山が綺麗に見えました~。
そして、お城もはるか山の上。

まずは、ランチナイフとフォークで腹ごしらえ。
ボンが頼んだフランクフルト(パン付き)

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そして、私が頼んだバイス(白)ソーセージ(パン付き)

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この白いソーセージは、ドイツでは朝食として食べるものらしく、必ず、こうやってお湯の入った容器の中に入って出てきます。ほとんどのお店は、ディナーメニューには置いてないらしく、ランチで注文するのが確実らしいです。勿論、観光客向けに夜も置いてるお店はあるみたいです。

私の中では、パンって・・・
クリスマスマーケットとかでソーセージと一緒に食べるようなパンを想像してたんだけど、えっ!? プリッツェルはてなマークと、ちょっと驚き。

実は、この日の朝は、ホテルでもプリッツェル食べちゃってたんです~。
何も同じ日じゃなくてもいいのに~と思ったけど、そこはしょうがない。
プリッツェルと言っても、あのスナックの細いカリカリした物ではなく、本当にふっくらしたパン食パンに岩塩が降りかかってるって感じの物で、こちらでは、ビールビールのおつまみとしてもみんな食べてました~。

そして、ボンの注文したフランクフルトには、普通の黄色いジャーマンマスタードが付いてきたのに、私のには、粗挽きマスタードみたいなものが付いてました。
右の写真がそのマスタード(別なお店の物ですが)、これ、粗挽きマスタードより、ゆるく甘めでした。

きっと、白いソーセージには、このマスタードなんでしょうね。

さぁ、腹ごしらえもしたし、いよいよ出発です。
まずは、山のふもとにあったホーエンシュワンガオ城(元シュバンシュタイン城)

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ここは、ノイシュバンシュタイン城を建てたルートヴィヒ2世の父親の所有していたお城で、ルートヴィヒ2世も幼少の頃、ここで過ごし、この場所が気に入ってたようです。
それで、王になって、ミュンヘンが嫌いだった王がこちらにお城を建てる事にしたようで、元の名シュバンシュタイン(Swan Stone)城と言ったので、ノイ(New)を付けて、ノイシュバンシュタイン城になったようです。

ここから、山を登って、30分ほどでお城に到着します。
舗装された道なので、山登りと言う感じではないけど、結構長い道のりです。
ベビーカーありの家族は、バスで上まで。他にも馬車で登る事もできます。
ガイドさんの一人が、自分の犬わんわんを一緒に連れて来てて、犬も一緒に登りました。
この国は、動物(?)犬に優しい国で、電車も一緒に乗れるし、スーパーとかも中に一緒に入れるようです。

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ワンちゃんも喉が渇いたのね~。通り道で見つけた湧水?たっぷり、飲んでました。

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お城に到着~ニコニコ!!

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さすがに山の上。
空気も綺麗だし、景色もいい。とってものどかな風景が拡がってます。
いつも見ていた写真のお城とアングルが違う・・・
あれ?正面って赤かったの~?と初めて気付きました。

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お城を見た一番の印象、綺麗!!
さすがに山の上に建ってるだけあって、お城の壁がすごく綺麗だなぁって感じました。
真っ白でしたよ。

お城の中の見学は、時間毎に区切られ、お城の説明をしてくれるガイドさんが一人付いて、中を案内してくれました。
中は、残念ながら写真撮影禁止だったので、写真で紹介できませんが、この王様、お城の名前にも白鳥を使ってるけど、動物好き、特に白鳥が好きだったようで、壁や部屋の中に動物(ジャングルっぽい)の絵や白鳥の像などがいっぱいありました。
そして、特にこだわったのは、お城の中にシアターを作る事だったようで、そんなに大きくはないけど、シアターもありました。今も毎年9月には、2週間ほどこのシアターで何か上演しているようです。
ルートヴィヒ2世は、実は、このお城にはたった6ヶ月ほどしか住んでなかったそうです。
シアター作るとか、色々無理難題がいっぱいあって、お城完成まで時間がかかったようです。
このお城、そんなに広くなくて、中はあっという間に見終わりました。
湖を見下ろすように作られたバルコニーは景色は勿論、小さな庭のようで、素敵でしたよ。

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お城の後ろ(横?)の崖っぷち見えますか?
滝が流れて、橋がかかってます。

そこの橋まで行ってみました。

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山のふもとで見たホーエンシュワンガオ城も見え、湖も見えて、素敵な景色が拡がってました。
そして、勿論お城も・・・

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やっぱり、橋から眺めるお城の姿が一番綺麗に見えたかなぁ。

お土産屋さんに売ってた秋の紅葉もみじの写真も冬の雪雪がかかったお城の姿もとっても素敵で、また機会があったら、別の季節に来て、違う姿のお城を眺めてみたいなぁって思いました。