イオンシネマで、長々と流れる次回作の予告編で見た記憶がある。特別に見たいと思う作品ではなかったが、アマゾンプライムの新作だったので、なんとなく視聴した。
当作もマンガが原作だそうだ。マンガが原作の映画は多いので、今後は「原作はマンガ」と毎回書くのを止めようと思う。
主役の女優さんが綺麗なので、ググったら広瀬すずだった。彼女は、是枝裕和監督の「海街ダイアリー」や「三度目の殺人」を見ると制服姿の内気な女子高生のイメージが強い。ただ、今年で25歳になるそうだから年齢相当な役柄と言える。
ストーリーは、主人公の男の子が高校に通うのが便利だからと叔父さんの家に間借りすることになる。ところが、その叔父さんは内緒で仕事を辞めて漫画家になっていた。しかも、自宅はシェアハウスとして運用しており、同居人は曲者がそろっていた。雨の日にそんな彼を迎えに来たのは、年上の魅力的な女性(広瀬すず)だったが、彼女は彼の父親とただならぬ因縁があった。
広瀬すずが、何度か料理を作るシーンもあり、シェアハウスの生活を描いた作品だから、原作ではもっと料理を作ったり、それを住民全員で食べる場面が映画より多いのかもしれない。
作品の印象は、「広瀬すずが綺麗になった。」以外に無く、相手役の男の子の存在感が薄い為、つり合いが取れない様に思った。広瀬すずは、終始不愛想な演技でイメージチェンジを試みたのだろうか?ラストの男の子の告白に対し「バカ野郎!」とあっさりフッているのが、ギリギリ男前に見えた。
6月公開の作品だから、わずか3ケ月でアマプラの無料公開となっている。早めの無料公開は、興行収入が振るわない作品だとは思いたくないけど、、、。