昔、横山光輝先生の「三国志」があった。「キングダム2」 | 映画と音楽のある生活

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 現在、「3」が公開中とのことで、「2」を視聴した。

「1」はテレビ放映で見たが、当時は原作も読んでおらず長澤まさみと大沢たかおが出ていた以外の印象がない。

 その後、原作を16巻くらいまで読んで、改めて「2」を視聴した。映画版の「1」が原作だと1巻から5巻くらいで「2」は6巻から7巻の内容となっている。原作は60巻以上発行されているそうだから、このペースで実写版の製作を続けると完結することは可能なのだろうか?少なくとも、私が生きている間は無理の様だ。

 当作だが、東宝が力を注いで豪華俳優を起用し、製作費もかけた大作で、とても原作を忠実に再現していると思う。

 ただ、忠実すぎて違和感を感じるのは、橋本環奈と清野菜々だ。二人とも原作だと事情があって女性であることを隠し男のフリをしてる設定だが、それを女優さんが演じると、最初から女性であることがバレてしまう。そして二人とも、特徴的なコスチュームや被り物をしており実写だと浮いてしまう。清野菜名は、切れの良いアクションを見せてくれるが、あのヒラヒラな衣装で合戦の間も服が綺麗なままなのは見ていて不自然だった。

 特徴的なキャラとしては、大沢たかお演じる「王騎将軍」も居るがこれはギリギリ踏みとどまっている感じだ。「童、シン、、。」という特徴的なしゃべり方も上手に原作に寄せていると思った。

 1から2までは、ヒットしたそうなので、映画版の「5」や「6」も作られるのだろうか?なんだか、微妙な気がする。

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