実は〇〇のイメージソングだった。 大橋純子 「シルエットロマンス」 | 映画と音楽のある生活

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 大橋純子は好きな歌手で、「美乃家セントラルステイション」の頃から聞いていた。彼女にとっては、78年にドラマの主題歌である「たそがれマイラブ」のヒットから4年後に最大のヒット曲となった。

 この歌は、サンリオが「ハーレクインロマンス」に対抗して米国の「シルエット社」と提携した恋愛小説のレーベルのイメージソングらしい。(引用wiki)

 いずれも小説は読んだことがないので、今で言うと「ラノベ」の様なものだと思う。 

 作詞は来生えつこ、作曲は来生たかおで、薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」中森明菜「スローモーション」「セカンドラブ」等で、ヒットメーカーとなっていた姉弟コンビだ。

 出版社のイメージソングと思って、この曲を聞くと確かに商業的な匂いがする。来生えつこは、雑誌の編集者をしていたそうだから、そのあたりは得意だったのかもしれない。

 いまでも、カラオケで結構この曲を歌っている人がいる。おそらく「〇〇のイメージソング」として作られたことは知らない人がほとんどだと思う。

 でも、そんなことは関係なく愛されるこの曲は、本当に名曲だと思った。