アマゾンプライムの新作ということで視聴した。
井坂幸太郎の原作でブラピの主演と聞くとミスマッチなイメージがした。
見始めると、たどたどしい日本語をしゃべるヤクザと、笑えないトンチンカンなやり取りをする「レモンとみかん」の二人組の殺し屋に「間違えた映画を見始めてしまった!」と後悔した。
ところが、引き続き見ていると、だんだんにストーリーに引き込まれていった。なんとなく、クエンティン・タランティーノを連想させる作品だ。要するに「キル・ビル」と思って見ればよいのだ!
この様な映画には、欠かせない日本人俳優(?)の真田広之も出演しており鮮やかな殺陣を披露していた。
ラストまで破綻(?)せずに伏線を回収しているし、ラストでちょこっと顔出ししているのがサンドラ・ブロックというのも泣かせた。
たまに、アマゾンプライムでも、こんな作品に出合う得した気分になるものだ。