月の法善寺横町 藤島桓夫
懐メロ番組で何回も聴きました。
藤島桓夫自身が大阪出身だそうで、曲全体がかもしだす大阪フィーリング
NHKのアーカイブに丁度この歌のころの水掛不動が写っていて、
見ると、ぜんぜん苔なしでしっかり顔が見えていました。
月の法善寺横町 昭和35年(1960年)
♪
包丁一本 晒に巻いて旅へ出るのも 板場の修業
待ってて こいさん 哀しいだろが
ああ 若い二人の想い出にじむ法善寺
月も未練な 十三夜
(セリフ)
こいさんが、わてをはじめて法善寺へ
つれて来てくれはったのは
「藤よ志」に奉公に上った晩やった
はよう立派なお板場はんになりいやゆうて
長いこと水掛不動さんにお願いしてくれはりましたなあ
あの晩から、わては、わては、こいさんが好きになりました
作詞・十二村哲
作曲・飯田景応
歌はこちらで
youtu.be/0v8oeNgFVl8?si=2m86TZYpQ7HVXhwo
セリフが良いね
”わては、わては、こいさんが好きになりました”
こいさんって言葉は、大阪以外も使うのかな??
そういえば、トリオ・こいさんずもいましたね。
「イヤーかなわんわ」
♪
かなわんわ かなわんわ
かなわんわ かなわんわ
いやあ かなわんわ
どないしよう どないしよう
上の藤島桓夫映像は、昭和47年の東京12チャンネル「なつかしの歌声」
コロムビア・トップ・ライトの司会も懐かしい
藤島桓夫はマドロス姿で歌う「初めて来た港」「かえりの港」がヒット
「お月さん今晩は」「月の法善寺横町」が昭和30年代に大ヒット
特に「月の法善寺横町」は藤島桓夫を代表する曲となりました。
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