「時は流れる」 黛ジュン | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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時は流れる 黛ジュン

6月10日 時の記念日
なんと天智天皇の時代での、日本初の時計が鐘を打ったのが由来だとか。

それから千数百年
時は流れ・・・

黛ジュン 時は流れる



黛ジュン「時は流れる」 昭和45年(1970年)

私の胸のあたりに
あなたの指先
二人の祈り むなしく
時は 時は流れる
愛してもっと愛して
私はあなたのものよ
流れの底深く
目をとじて沈んでいたいの


作詞・なかにし礼 作曲・川口真



1960年代後半、黛ジュンが「恋をハレルヤ」をミニスカート姿で歌い、強烈パンチをボクらに食らわせ、その後も、「乙女の祈り」「天使の誘惑」などのビート歌謡を連発。

結果、泉アキ 響かおる 梢みわ 松平マリ子 川奈ミキといった何人かの黛ジュンフォロワーをが生まれましたね。
でも結局、黛ジュンは黛ジュン。黛ジュンを越える人は出ませんでした。


そんな黛ジュンも70年代に入ると、徐々にビート歌謡から大人の歌い手に変化してきた訳で、「時は流れる」はそんな頃の曲。

黛ジュンのウエットな声質がソフトな曲調に良く合い、上質な歌謡曲となっています。
いかにも、川口真らしいスケールの大きな曲で、アダルト黛ジュンって印象を受けましたよ。

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