「真夏のあらし」 西郷輝彦  「白い蝶のサンバ」 森山加代子 | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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真夏のあらし 西郷輝彦
白い蝶のサンバ 森山加代子

昨日のタイフーンつながりで、「真夏のあらし」西郷輝彦1970年(昭和45年)です。
台風と嵐が正確に云うと同じかどうか分かりませんが、その辺はよしなに。(汗)

「真夏のあらし」を初めて聴いた時には衝撃でした。
それまでの西郷輝彦の曲とは、まったく違っていたからです。


ワオーとか、エイエイーとか、西郷輝彦が叫ぶ、叫ぶ。
1960年代前半の青春歌謡から一変して、激しいロック調の曲を引っさげて登場した、いわばニュー西郷輝彦でした。


灼けた肌 抱きしめて
つかのまの ときめきに
昼も夜も 夜も昼も
はげしい恋の火 もやして
たとえ真夏のあらしのように
通り過ぎても
この恋は 恋は この恋は
いつわりの影もない
死ぬほどに狂おしく
昼も夜も 夜も昼も
せつなくくちびる かさねる

 

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「真夏のあらし」 西郷輝彦
http://www.youtube.com/watch?v=lRmGa0xv8HI
作詞・阿久悠 作曲・川口真

この当時、ロックテイストの曲は珍しかったですね。
元々、御三家の中でポップス感覚の強かった西郷輝彦だからこそ、それを自分のものとして成功させたのでしょうね。

ペタしてね


まだ売り出し中だった阿久悠はこの年、同じく大復活を果たした森山加代子の「白い蝶のサンバ」も作詞しています。阿久悠の新感覚の詞が、二人のベテランの再生に活きました。


あなたに抱かれて わたしは蝶になる
あなたの胸 あやしいくもの糸
はかないいのち さだめなの
あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる
涙をため くちづけ 受けるのよ
あふれる蜜に 酔いながらおぼれるの

恋は心も いのちもしばり
死んで行くのよ 蝶々のままで
あなたに 抱かれて わたしは蝶になる
気ままな夢 忘れて 苦しむの
はかないいのち 恋のため散らせるの

 

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「白い蝶のサンバ」 森山加代子
http://www.youtube.com/watch?v=tQvtWVbmcZU&feature=related
作詞・阿久悠 作曲・井上かつお

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