禁じられたつながりで、
『禁じられた遊び』山口百恵です。
1973年『としごろ』でデビューした山口百恵の３曲目。
２曲目は『青い果実』でした。
『としごろ』での山口百恵が他のアイドルとの差別化が出来ずに、思ったほどのヒットにはならなかったスタッフは、２曲目に早くも大きな方向変更を試みた。
それが成功、中学生・山口百恵の歌う背伸びソング『青い果実』はオリコン９位になりました。
ちなみに、この時の１位は『神田川』、10位は『みずいろの手紙』
『青い果実』の歌詞が一番刺激的、なんせ、♪あーなたが望むなら 何をされてもいいわ♪ですから。
そして、次の曲が『禁じられた遊び』です。
作詞・千家和也 作曲・都倉俊一
恐くない 恐くない あなたとだったら 何でも出来る
離れない 離れない あなたとだったら 何処でも行ける
稲妻みたいな 赤いひらめき 私の躰をかけめぐる
生まれて初めて 人を愛して 私の心は乱れそう
今こそ私は 変ってゆくわ カラを脱ぎ捨てる
惜しくない 惜しくない あなたが望めば 何でも捨てる
ここでも、♪こーわくない こーわくない あなたとだったら 何でも出来る♪と、欲情的な歌詞を持ってきて、男子学生の気を引こうとしています。
しかし、若干インパクトが弱まったのか、オリコン１２位止まりとなっています。
次の『春風のいたずら』では、春風に吹かれて、すこし清純路線に戻したかに思わせて、ところがどっこい、夏になると『ひと夏の経験』です。
十代の女の娘にここまで翻弄されるとは、参りました。
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