『港の五番町』 愛田健二 | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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港の五番町 愛田健二

 

港の五番町』は、昭和63年に五木ひろしが ヒットさせていますが、

それ以前に、 愛田健二が昭和47年に発売しています。

 

愛田健二 港の五番町 

『港の五番町』

港 港の町で 浮名流した果てに ここへたどりつく たどりつく

小窓にゆれている いさり火見つめ 

遊ぶだけ 遊んだら 消えて行く 男をおもい出す 

どこにでもあるような 港の五番町 

作詞:阿久悠 作曲:彩木雅夫

 

ボクは、 より歌謡曲っぽい愛田健二盤がお好み

愛田健二というと、『京都の夜』がダントツ人気だと思いますが、この曲も代表作と言ってもいいのでは

 

阿久悠氏のエッセーによると、 『港の五番町』は元々は五木ひろしのために書いたが、

諸事情で行き場を失い、 初出がアルバム「阿久悠のわが心の港町」の中の1曲だった記されています。

そのときに吹き込んだのは上村次郎という歌手。

 

でも調べると、 アルバム「わが心の港町」は昭和51年

なんか変 愛田健二盤が昭和47年なのに・・・・

阿久悠さん 勘違い???

   

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この『港の五番町』

どうも一筋縄ではいかない経緯があるようで

 

昭和63年 五木ひろし盤シングル発売

それ以前の昭和47年9月 原みつるとシャネル・ファイブ盤が発売されていて、

下の当時の歌本記事だと愛田健二盤がさらに それより前の昭和47年7月10日発売

 

愛田健二 歌本

「7月10日に『港の五番町』という新曲を1年と10日ぶりに出すのでファイトマンマン。

この曲は、 五木ひろしさんのLPに入っていた曲ですが、 彩木雅夫・阿久悠両先生に頼み込んで歌わせてもらったもの」

って、 あります。

 

それで またも調べると、 昭和47年の五木ひろしのアルバム「ぼくの新しい十二曲」の中に入っていることが分かりました。

 

・・・・ということで、 初出は昭和47年の五木ひろしのアルバムの1曲ということで宜しいでしょうか。

 

おまけ

上の記事には、 こんな話も

五木ひろしがポリドールに居たときに、 愛田健二と五木ひろしは、レコード裏表に吹き込んだこともあり

愛田健二の父親の歌謡教室で 一緒にレッスンを受けたこともあるとか

   

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