昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

☆昭和40年代・50年代の魅惑の昭和歌謡を語る完全懐古趣味的ブログ

朝がくるまえに ちあきなおみ

 

雨に濡れた慕情」でデビューしたちあきなおみの2曲目

昭和44年、同じく吉田央(吉田旺)・鈴木淳による「朝がくるまえに

 

朝がくるまえに ちあきなおみ

 

退廃的で気怠い歌唱でありながら、

ウエットで色っぽさは、ちあきなおみならでは

 

物憂げに唄うちあきなおみ

なんか、その後のちあきなおみを早くも予感しているような曲です

 

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朝がくるまえに 昭和44年(1969年)

夜更けの霧が 雨に変るとき

あなたの吐息 肩に感じるの

泣いたりするの 明日にしよう

あなたのすきな ながい黒髪を

きってしまいたい 朝がくるまえに 

 

作詞・吉田央

作曲・鈴木淳

編曲・森岡賢一郎

 

2番の歌詞

今の私にゃ 広すぎる部屋に

もどるはずもないあなたの足音が

きこえる気がする 霧のガラス窓

 

ここの部分が、考えすぎかもしれませんが

どうにも気になり、切なさを感じます

 

朝がくるまえに ちあきなおみ

 

この曲のあとに発売したのが、お色気アイドル路線

モア・モア・ラヴ

四つのお願い

X+Y=LOVE

 

セクシー歌謡曲連発に、こっちは思わず口角が緩みましたが

本人は不本意だったのかしれません

 

この3年後に、

喝采」「劇場」「夜間飛行」を出します

 

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雨に濡れた慕情 ちあきなおみ

 

艶歌 水前寺清子

映画「わが命の唄 艶歌」主題歌

 

艶歌 水前寺清子  映画「わが命の唄 艶歌」主題歌

 

艶歌 昭和43年(1968年)

泣いてたまるか 泣くのはしゃくだ 

泣けば喜ぶ 奴ばかり 

意地が男の つっかい棒だ 

ぐっとこらえて 持ちあげろ 

敗けて死ぬのは 

死ぬよりつらい 

死ぬよりつらい

 

原案・五木寛之

作詞・星野哲郎

作曲・安藤実親

 

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このyoutubeすごいな

艶歌」と「大勝負」映像が入った超お得版です

どちらも、力強い水前寺清子演歌の真骨頂

 

「艶歌」は、1968年レコード大賞作詞賞受賞時の映像

「大勝負」は、紅白歌合戦のものかな

 

艶歌 水前寺清子  映画「わが命の唄 艶歌」主題歌

 

艶歌」は、映画「わが命の唄 艶歌」主題歌

五木寛之原作を映画化したもの

水前寺清子は、新人演歌歌手を演じています

 

艶歌 水前寺清子  映画「わが命の唄 艶歌」主題歌

 

 

艶歌 水前寺清子  映画「わが命の唄 艶歌」主題歌 艶歌の竜

艶歌の竜の異名を持つ音楽プロデューサー高円寺竜三(芦田伸介)

演歌嫌いを公言する渡哲也を気に入り、バディを組むことに

向こうに居るのは一癖持つ佐藤慶

 

艶歌 水前寺清子  映画「わが命の唄 艶歌」主題歌 渡哲也 松原智恵子

松原智恵子は佐藤慶の秘書

姉が自殺したのは、姉の恋人だった渡哲也の所為と思っている

 

艶歌 水前寺清子  映画「わが命の唄 艶歌」主題歌

たまたま流しのアルバイトをしていた水前寺清子

その唄を聴いた芦田伸介は水前寺清子を新人歌手で売り出すことに

 

そして、渡哲也と芦田伸介はレコード売上の対決となってしまう

水前寺清子「艶歌」vs  団次郎「バラの恋

 

艶歌 水前寺清子  映画「わが命の唄 艶歌」主題歌 団次郎 バラの恋

団次郎~~~

 

さてこの勝負の行く末は?

 

 

艶歌 水前寺清子  映画「わが命の唄 艶歌」主題歌

映画では、クラウンレコードの歌手が多数出演し、

持ち歌を歌っています

 

水前寺清子

「男でよいしょ」「いっぽんどっこの唄」

一節太郎

「浪曲子守唄」

笹みどり

「花はゆるがず」

美川憲一

「柳ヶ瀬ブルース」

青山ミチ

「男ブルース」

泉アキ

「夕焼けのあいつ」

ロス・プリモス

「雨の銀座」

 

なお、芦田伸介演ずる艶歌の竜・高円寺竜三は、

実際のコロムビアのディレクター馬渕玄三氏がモデルと言われています

 

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男でよいしょ 水前寺清子

 

 

 

網走番外地 放送禁止歌 高倉健

 

網走番外地 放送禁止歌 高倉健

 

高倉健のヒット曲「網走番外地

同時に、日本の代表的放送禁止歌でもありました

 

映画については、お世話になっているhiropooさんが、

丁寧に記事にされています

これ→ 網走番外地

 

放送禁止歌になった

網走番外地 昭和40年(1965年)

春に春に追われし花も散る 

酒(きす)ひけ 酒(きす)ひけ

酒(きす)暮れて 

どうせ俺らの 行く先は

その名も 網走番外地 

 

替歌・タカオ・カンベ

作曲者不詳

採譜・編曲・山田栄一

 

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歌詞に、やくざ用語の隠語が含まれていて、

犯罪を肯定していることで”要注意歌謡曲”に指定されました

♪酒(きす)ひけは、酒を飲むこと

♪酒(きす)暮れては、1日中酒びたりのこと

 

「網走番外地」の元歌は、実際に網走刑務所内で

戦前から受刑者の間で唄われ続けていたとか

したがって作曲者不詳ということになっています

それを採譜編曲したのが山田栄一

 

実際に刑務所内で唄われていたんですね

いかにも、この重い雰囲気の歌のルーツっぽい

でも実は、さらに元歌があるそうです

戦前昭和6年の「レヴューの踊子」という曲

こっちの作曲者は足利龍之助

 

歌ったのは、浅草オペラ田谷力三、羽衣歌子、桜井京です

聴いてみましたけど、ウ~ム、似ていると言えば似ている??

良く分かりません

 

 

映画「網走番外地」

網走番外地 放送禁止歌 高倉健

映画の冒頭と、ラストシーンで主題歌が流れます

 

網走番外地 放送禁止歌 高倉健

網走刑務所に収監された高倉健

 

網走番外地 放送禁止歌 高倉健

映画の中盤を引き締める謎の獄中老人嵐寛寿郎

 

網走番外地 放送禁止歌 高倉健

保護司の丹波哲郎

 

網走番外地 放送禁止歌 高倉健

 

 

資料によると、「網走番外地」類系の放送禁止歌には

「網走モノ」「番外地モノ」が17曲もあったそうな

そんなジャンル区分があったのか

もちろん、高倉健以外の歌手も多数あります

 

高倉健の歌はけっして巧い訳ではありませんが、長期間ヒットしています

暗い曲ですが、どこか日本人の琴線に触れるってことでしょうか、

高倉健がレコーディングした時には、江利チエミの指導を受けたとか

 

網走番外地 放送禁止歌 高倉健 江利チエミ

 

 

要注意歌謡曲には意外な曲も指定されていました

「S.O.S」ピンク・レディー

「ブンガチャ節」北島三郎

「悲惨な戦い」なぎらけんいち

「ヨイトマケの唄」丸山明宏

「悦楽のブルース」島和彦

「関東流れ者」松方弘樹

「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」ジェーン・バーキン

・・・・

 

1983年に”要注意歌謡曲指定制度”は終了しているそうです

 

 

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