本当に珍しく毎日ブログを更新しています(^_^)

 

今は午前中の時間をゆっくり過ごしていて

それこそ朝日の昇る前くらいに起きてるんですよ。

そして、ブログ記事も思いつくまま書きかけておいて、夜にまとめたり。

 

何より、朝が充実すると、一日がより豊かに感じられますね(^_^)

 

(明後日からは午前中の学校の相談室勤務も始まるので

ブログはまた気まぐれ更新になりそう...(^_^;)

子どもたちに会えるのが、今からとても楽しみです。)

 

 

(大三島の海)

 

 

先月からずっと書きたくて書けないままになっていた

刀根健さんのオンライン講演のことを書きますね。

 

先日のブログで、今年度は河野修一さんの通年講座を受けていることを書きましたが

その流れで、12月に刀根健さんのオンライン講演を聴講する機会がありました。

刀根さんのヒーリングを河野さんがされているというご縁で

通年講座の中にオプションとして組み込んで頂いた講演だったのですが

それを聴く機会があったのです。

 

刀根さんはステージ4の肺癌が見つかり、その後全身に転移されたものの

その後全ての癌が消失され、それからはや約4年の月日が経ってらっしゃるということ。

1年程前だったかな、本も出版されています。

その当時、本を読んで私なりに様々に感じることがあったのですが

今回ご本人の声を直接聴けたことは、私にとってとても貴重な機会になりました。

 

まず、刀根さんの印象は

発せられる氣が本当に綺麗...

澄み切っていて、それが画面越しでもはっきり伝わってくるようでした。

 

何かを超える...刀根さんはサレンダー(明け渡す)という表現をされていますが

自我から自己へと一線を超えていく人には

独特の澄んだオーラが、とても強く顕れ、磁力をもち

周りを自ずと惹きつけるような力を発することを感じました。

それをお役目というのかもしれないですね。

お役目といっても、自然に発光されているようなものだから

身を削って犠牲的に献身しなくてもいい..

天命に添うような生き方なのでしょうか。

 

刀根さんのお話で深く印象に残ったのは

あらゆる治療法を試しても癌は全身に拡がり

万策尽きたような気持ちになったその時

「生かされている」自分に気づいたということ。

 

生きているのではなく生かされているのだということに気づいた...

 

そんな意識の転換を体験されてきた方の言葉は

その一言一言にエネルギーを感じ

そのままに伝わってくる深みがあり、心動かされます。

 

そして、ポジティブシンキングで「絶対治る!」と必死で考え続けていても

ネガティブシンキングは無くなるのではなく、潜在意識の中では同じくらいのエネルギーで存在し

ポジティブに偏れば偏るほど、その振り幅は大きくなることに気づいたということ。

深く納得...

私も同感です。

 

そして最も心に残ったのは

医療の治療方針に疑問をもち、自力で治そうとあらゆる方法を試しながらも、

ついに身体に限界が来て、いよいよ入院を決意されたとき

お父さんにこれまで言えなかったことを

黙って最後まで聞いてほしいと全て話されたということ。

 

お父さんに認めてもらいたかった

誉めてもらいたかったということを...

 

そうなんですよね...

言葉にすると、本当にそんなことだったりするんです。

でも、その思いの中には

体験や感情を伴う、言葉に形容しがたいエネルギーが

ぎゅっと凝縮していたりするんですよね...

 

刀根さんは、それらを全部吐きだしたとき

身体の中が空っぽになるのを感じたんだそうです。

全部出て行ったと。

その時、その空っぽになっていく感覚を感じて

全部出て行った以上、「治る」と確信したのだそうです。

 

その時の刀根さんは、全身に癌が拡がった状態で

脳も腫れ、自分の名前も書けないような状態だったそうですが

この確かな感覚は現実となられ

その後、様々な流れにのり、今お元気で活躍されています。

 

 

(生き樹の御門の大楠の樹)

 

 

私は、医療のことは分かりません。

治癒がもたらすものは、はかりしれませんが

命を前に、治癒するかしないかのどちらか一方に

正しさがあるとは思わないですし

生死の流れに明確な答えのようなものはないと思います。

 

でも、お父さんとのやり取りを通して

身体の中から何かが全部出て行ったという感覚はとても分かるような気がします。

 

そういうことってあるんですよね。

 

そして、何かがすっかり変わってしまう...

その変容に、どこか確信めいた感覚が存在する...

 

そういう周波数というのか、波動の変容があることは深く頷けます。

 

問題(症状)の方が落ちていくというのは

ポジティブな方向に考えて問題を見ないということではなく

自分の中から出たがっているものは何なのか...

 

その声に耳を澄まし

分かっていることだからと内に留めるのではなく

それに音(表現)を与えることに意識を向けることも

その一つなのだということを、改めて確信する機会となりました。

 

私もさらに

繋がってくださる方々が、それぞれの内なる大切な声を感知し、音を与えられる「場」となれるよう

真摯に、心赴くままに

これからも精進していきたい気持ちが強くなっています。

 

素晴らしい機会に恵まれましたことに、心から感謝しています。

 

 

カウンセリング&セラピースペース ラ・ルーチェ