この出来事や症状は、
今の自分に何を気づかせようとしてくれているのだろうと、
そっと問いかけてみる視点の大切さを、改めて感じているんですよね...
不思議なことに、その問いそのものが入口になって、
内側へと意識が自然に向かっていくのです。
そこから内観に入ると、
最初はただの違和感や痛みのように感じていたものが、
少しずつ言葉を持ちはじめ、
まるで何かが饒舌に語り出すように、気づきへと導いてくれることがあります。
それは頭で理解するというよりも、感覚の層がゆっくりと開いていくような体験です。
自分でも意識していなかった思い込みや、
ずっと奥にしまわれていた感情が、静かに姿を現してくることも。
そして、その気づきに気づいていく頃には、
最初に抱えていた出来事の捉え方そのものが、すでに変わっていたりするのです。
以前は重たく感じていたものが、別の意味を帯びて見えてきたり、
身体の症状が自然と緩和していったり、ときには消えていくように感じられたり...
そこには「直そうとする力」よりも、
「理解が深まることでほどけていくプロセス」が働いているように思います。
人生は、何かを無理に管理しコントロールしていくものというよりも、
日々の出来事を通して、幾重にも気づきの可能性を選び取りながら進んでいくものなのかもしれません。



