長野の善光寺をレポートするシリーズも、山門(三門)まで到達しました。
この門の大きさは、間口、高さともに約20m、奥行きは、約8mです。
約6年という歳月をかけて、寛永3年(1750年)に完成しています。
山門創建の費用は、ほぼ信者の寄進によりまかなわれたでそうです。
弘化四年(1847年)の善光寺地震、昭和40年代の松代群発地震などの影響で建物の基礎が損傷し、加えて全体の老朽化も進んだことから、平成14年 (2002年)10月から平成16年(2007年)12月までの約5年間、初の大規模な修復工事となる平成の大修理を実施しました。
善光寺は、この修復完了を記念して、約40年にわたって中断されていた2階への登楼参拝を、平成20年(2008年)から再開しました。
山門への入口は、門の裏手にあります。
入口を入ると、とても急な階段があります。
階段は勾配が急なうえに狭いので、一人一人がゆっくりとよじ登るような形になります。
平成23年(2011年)からは登楼参拝の記念として、二階から見渡せる善光寺参道の眺望を、平成29年(2017年)夏からは、建立以来初、回廊を巡ることができるようになりました。
山門を出て、本堂の前にやってきました。
今回は、ここに来るまで、色々なところを回ってきたので、1時間半以上の時間を費やしています。
本堂の前では、途切れることなくお香が炊かれています。
身体の悪いところに、お香の煙をかけてから、お願いするのが良いと聞いた記憶があります。
このまま、真っすぐ本堂に入る予定でしたが、ちょっと予定を変更。
本堂に入る山門の手前、左側にある大勧進を訪れることにしました。
もったいぶっているようですが、次回は、大勧進をレポートします。
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