広島県福山市にある「みろくの里」の「いつか来た道」からのレポートです。
昭和三十年代の街並みを忠実に再現した「いつか来た道」からのレポートも、今回が四回目で最終回となります。
最初の写真は、駄菓子屋の前に置かれている、腕用ポンプ車です。
二人でシーソーのように取っ手の部分を、ギッタンバッコンと呼吸を合わせて上下させてポンプを稼働させていたと思います。
お祭り広場にやってきました。
懐かしい縁日の雰囲気で実際にゲームも可能です。
輪投げやボールすくいなど数種類のゲームが楽しめます。
昔よく見かけた、サンドイッチマンの人形があります。
この人形がぶら下げている看板の通り、エリア内にある大衆食堂では、オリエンタルカレーやハヤシライス、中華そばなどがあり、昔懐かしい味が堪能できます。
薬局の軒先に置かれ愛嬌を振りまいていた、コルゲンコーワのカエルの「ケロちゃん」です。
初代店頭カエルは昭和38年10月に誕生しました。
1958年にすでに指人形は誕生しており、その指人形を店頭に置けるような大きい人形にしようとしたのが始まりです。
「ケロちゃん」は男の子で、女の子は「コロちゃん」です。
射的場です。
タークンによると、かつての温泉地でよく見かけたのは、射的場、スマートボール、ストリップ劇場ということでした。
ベンチとテーブルも整備されていました。
駄菓子屋や射的場なので、入手したお菓子などは、ここでゆっくりと食べることができます。
エリア内にあるトイレも、周辺の雰囲気を壊さないようにレトロ風な外観になっています。
最後は、二宮金次郎の銅像の写真です。
かつて、各地の小学校に二宮金次郎の銅像は設置されていました。
木造の校舎と二宮金次郎の銅像を懐かしく思う方も多くいるように推察します。
タークンが小学生の頃は、“明治も遠くなりにけり・・・”という言葉が、よく使われていました。
昭和も、懐かしむ時代になったのかなと、この記事を掲載しながら考えてしまいました。
4回に渡って掲載した「いつか来た道」エリアからのレポートも、今回で終わります。
今一度訪問して、今回、紹介できていない建物や施設を取り上げてみたいと思っています。
それでは、また・・・。