今回は、2024年5月25日に開催された、「福山鞆の浦弁天島花火大会」を取り上げます。
弁天島(べんてんじま)は瀬戸内海の鞆の浦(広島県福山市)にある島。広島県福山市鞆町にあります。
弁天島は鞆港の外、東へ300メートルほど沖合、港と仙酔島との中間に位置し、鞆港から船で仙酔島へ渡る際には進行方向の右手に弁天島を見ることができます。
島内には航海の守護神である弁財天を祀る堂宇があり、福寿堂と呼ばれています。
これは、備後福山藩水野勝俊の家臣で鞆の初代奉行だった荻野重富(1578年 - 1652年)により再建されたもので、再建年代は正保元年(1644年)とされています。
「福山鞆の浦弁天島花火大会」は、江戸時代から続く伝統と情緒ある花火大会です。
全国的にみても比較的早く開催される花火大会となっており、鞆の浦の初夏の到来を告げる風物詩とされています。
花火大会当日、鞆の浦には多くの屋台が建ち並びます。
有料の個人協賛席もありますが、今回は、ちょっと離れたところに位置する、田尻町の「あんず広場」から観ることにしました。
この広場にも数台のキッチンカーが出ていました。
花火の迫力を楽しむなら、鞆の浦まで行くことをお勧めしますが、鞆の浦に向かう県道は片側一車線の一本道なので、帰宅時の渋滞はかなりのものになります。
花火大会の雰囲気だけでも楽しみたいという方には、この広場の方がよいかもしれません。
堤防から海岸に至る部分は、階段状になっているので、腰かけてゆっくりと花火を観ることができます。
時間が経つにつれて、来場者が増えてきました。
砂浜を走り回っている子供に「もう始まるから、戻ってきなさい」と声掛けをしている方を、あちこちで見掛けました。
花火は、午後7時30分~午後8時30分の間に約2,000発の花火が弁天島から打ち上げられ、鞆の浦の夜空と水面に幻想的な光を描きます。
この「あんず広場」から、「弁天島」までは直線距離で約5Kmというところでしょうか。
それでも、ここから水面に映る花火の様子を確認することができました。
この日は、好天というほどではありませんが、雨の心配もなく、気温もさほど高くなかったので、花火観賞には最適に近い天気といえました。
離れた場所からの花火観賞だったので、迫力にはちょっと欠けたかもしれませんが、しっかりと花火を楽しむことができました。
ちなみにタークンのお家からは、この広場まで歩いて数分でいくことができます。
それでは、また・・・。
ランキングに参加しています。
応援のポチッを頂けたら幸いです。