一人でいるのは寂しい人? | 心に明かりが灯る言葉たち

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おはようございます^^

さて本日は、一人でいるのは寂しい人?というお話です。

世の中には、大勢でわいわいやるのが好きな人と、
少人数、または一人で静かに過ごすのが好きな人がいます。
これは、子供でも大人でも同じです。
どちらがいいとか悪いとかはなく、それぞれの好みの違いです。

コミュニケーションを重要視する環境にいると、
一人を好む人は、敬遠されます。
一人でいることによって、寂しい人とか暗い人とか思われることもあります。

しかし、それは間違いです。

一人で思考を巡らせ、観察し、なにかを作ったりするのが好きだから、
一人でいるのであって、そういう人をムリヤリ外に引っ張りだして
コミュニケーションを取らせようとしても、うまくいきません。
少人数相手なら、それなりにしゃべりますが、
パーティのような場所では、ほとんどしゃべりません。
友達が作れないから一人でいるのではなく、一人でいたいから、
深く狭い人間関係を作ろうとするのです。

内気で一人でいることを好む子供を心配して、
無理に外向的にしようとすると、それこそ欝になる可能性がでてきます。
内向的な人は、外向的に振る舞い続けるのは、精神的にもかなり消耗するのです。
大人なら、うまく一人の時間を作ってコントロールできますが、
学校がそういう環境で、家に帰って親にまでそれをされたら、
内気な子供は休まる暇がありません。

会社でも、やたらとコミュニケーションを強調するところもありますが、
それをされて喜ぶのは、外向型の人だけです。
内向型の人にとって、そういう環境は、仕事に集中できない、最悪の環境となります。
コミュニケーションを重要視するのは悪いとは思いませんが、
内向型が力を発揮できるように、静かな場所を提供することも必要なのです。
そうしないと、外向型だけが会社に残り、バランスが悪い組織になってしまいます。

もしあなたが内向型なら、一人を好むことや口数が少ないことに、
劣等感や罪悪感を感じているかもしれません。
しかし、それは気質の違いであって、悪いことではありません。
だから、自信をもって、自分の心地いい環境を作って、力を発揮してください。

外向型の人は、内向型のことを、口数が少なく、何を考えているか分からないと
思っているかもしれませんが、思慮深く、考えを熟成させてから
言葉や文章にするのが得意な人たちなんだと思ってください。
内向型の人は、外向型の人が嫌いだから口数が少なくなるわけじゃありません。
言葉にするより、頭の中で思考を巡らせるのが好きなだけです。
それを知って、うまく仲良くなれば、思慮深い助言を引き出せることもあります。

内向型も外向型も、それぞれの違いを認め、
うまく補いあうことで、素晴らしいものを生み出せるのです。

良い悪いではなく、違うだけ。
それを頭に置いて、自分とはタイプの違う人を見てみてください。
きっと、違った見方ができるはずですから。