ストレスは、現代社会の問題のひとつです。
ストレス社会などと言われ、それによって精神に支障をきたすこともあります。
では、ストレスはそんなに悪いものでしょうか?
ストレスは、重さの違いはあれど、何をしていても存在します。
もちろん、病気になってしまうほどのストレスはなんとかしたほうがいいですが、
そうでなければ、ある程度はあったほうが、前に進む糧になります。
筋肉を鍛えようと思ったら、筋トレをして筋肉に負荷をかけます。
その負荷を乗り越えて強くなるから、筋力がアップする。
ストレスも、それと同じです。
ストレスは、現実と理想とのギャップ。
ストレスがあるからこそ、少しでも自分の理想に近づこうと努力する。
現状に満足して、ストレスが何もないなら、
努力して何かを成そうとも思いません。
ゆえに、今以上の成長もありません。
ストレスがあるということは、自分の中に、もっとこうありたいという思いがある、ということです。
それがどんなにぶっ飛んだものでも、人の迷惑にならないなら、
遠慮することはありません。
素直にその想いを実現してください。
実現するためにできることを、今すぐ始めて下さい。
小さな一歩でもいいのです。
大事なのは、始めて、継続すること。
何もしないのは、土俵にすら乗っていない状態です。
でも、些細なことでも始めたら、それは土俵に乗ったということです。
結局のところ、そういう行動がストレスを軽減することにつながります。
現状にストレスがあるなら、現状を変えなければ同じストレスが続きます。
何かで解消しても、根本が同じなら、また同じ質のストレスが溜まります。
ストレスは悪いものと決めつけずに、
自分は何にストレスを感じているのか、どうしたらスッキリするのか、
それを探ってみて下さい。
ストレスは、本当の自分を知るためのカギなのです。