おはようございます。
本日は、過去よりもこれからどうするか、というお話です。
私たちの”今”は、私たちの過去の積み重ねの上にあります。
過去になにをやってきたか。
それは、自分の自信にもなるし、逆に自信の損失になることもあります。
そして大概、”今”を人と比べてしまい、落ち込んだり、
意味のない優越感を持ったりします。
しかし、はっきり言って、それはナンセンスです。
大事なのは、何をやってきたかより、これから何をやっていくか。
過去の栄光やしがらみを囚われず、未来を創造できるか、です。
日本ロック界のカリスマ、氷室京介は、今や伝説となっているバンド、
「BOOWY」のボーカルでした。
バンドの人気が絶頂のときに解散し、ソロ活動を開始。
アルバム「Memories Of Blue」が130万枚を超えるヒットとなり、
周りが自分のことをスター扱いして本音を言わなくなってきていることに危機感を感じ、
家族とともにロスアンジェルスに渡米。
誰も彼を知らない土地で、一人のミュージシャンとして再スタート。
その後も、独特の世界観を作り出し、メディアの露出は少ないものの、
ライブをやれば毎回超満員。
過去にこだわらず、これからどうしていくかを見つめて突き進む彼の生き方は、
彼の音楽と同様にかっこよく、見るものを魅了する。
BOOWYが伝説のバンドであっても、もし氷室京介が
「おれはBOOWYの氷室京介だ」というようなスタンスで生きてきたら、
今の氷室京介のかっこよさや人気はなかったはずです。
栄光の過去にこだわらず、新たな道を切り開く。
だからこそ、かっこいい。
同時に、悲しくて辛い、自分のなかでダメな過去があったとしても、
それはもう、終わったこと。
大切なのは、今どうするか。
どんな未来を創造するか。
過去を思いだして落ち込むなんて、止めましょう。
なりたい未来のために。
今を大切に。