無邪気な子供のころに持っていた夢は、
大人になるにつれて忘れてしまったり、捨ててしまったりします。
それは、いろいろな現実を知ったからかもしれないし、
人に何か言われて諦めてしまったということもあるでしょう。
そうやって夢を捨ててしまっても、
なぜか自分の中にわずかに残っている”想い”があったりします。
忘れようとしても忘れられない、捨てたはずなのに残っている想い。
もしそういうものがあるなら、その想いに耳を傾けてみてください。
自分の中に残った想い。
それは、本当に自分がやりたいことかもしれないし、
自分の人生を今よりもっと良いものにするために、
他ならぬ自分自身が教えてくれている合図かもしれません。
たとえそれが、今までの自分の人生と、
まったく関係のないことでもかまいません。
未来は、過去の延長ではないのです。
今の積み重ねが未来になる。
それに、たとえその想い、やりたいことが、
今までやってきたこととまったく違うことだったとしても、
過去の経験がまったく無意味になるわけでもありません。
過去の経験は、活かすことができる。
自分の中に最後に残った想いは、
きっと自分の人生に影響があるもの。
見ないふりは止めて、汲み取ってみてください。
きっと、より良い人生へのキッカケになるから。