ひらめきのための努力 | 心に明かりが灯る言葉たち

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俯いた心、しぼんだ心、前向きになりたい心・・・
 そんな心に明かりを灯す、
 励ましの言葉や勇気がでる言葉を書いてます。

 たまに趣味で歌詞も投稿します。

「1%のインスピレーションと99%のパースピレーション」

1%のひらめきと、99%の努力。
トーマス・エジソンは、成功の秘訣をそう表現しました。

実際、エジソンは電球を完成させるまでに1万回以上失敗を繰り返し、
ベッドで眠ることもなく、作業場で短い仮眠をとり、ひたすら作業に没頭したそうです。

努力の人。
そこだけを見ると、そう見えてもおかしくありません。

でも、エジソンが本当に言いたかったのは、努力が大事ということより、
1%のひらめきの重要性です。

1%のひらめきがなければ、努力は無駄になる。
彼はそう言いたかったのだそうです。

確かに、最初にひらめきがあり、そこを目標にして努力をするからこそ、
苦しい時も耐えられます。
ただ努力しろと言われても、しんどいだけです。

積み重ねが創発(※1)を生み、それが目標達成の手助けになることは確かです。
でも、それだけではどこに向かっているのかが分からないし、
創発によって得た力をどう使うのかも分からないままです。

ひらめきという光があるから、そこに向かって歩いていける。
目標を達成しようと思っても、その過程、その努力に焦点を合わせてしまうと、
辛くなってきます。
でも、目標そのものから目を離さなければ、目の前の辛さはそれほど気になりません。
だからこそ、ポジティブな気持ちを持っていられる。

努力は大事ですが、努力が目的になることも、目標になることもありません。
努力は手段であり、過程です。

焦点を合わせるのは、あくまでも目標と目的。
ここと決めた場所。

そこを見ながら、積み重ねる。
明日からではなく、今日から。
ひらめきを信じて。