人のすごいことを発見したとき、素直にすごいなと思う気持ちと、
それに比べて自分は・・・と思う気持ちが出てきます。
自分にも、誇れるものがあるはずなのに、
自分が持っていないものをもっている人を見ると、
ついつい、そんなふうに感じてしまう。
でも、そんなふうに自分を小さく感じることはありません。
誰にでも、誇れるものがあります。
今はまだ小さくても、育てれば必ず大きくなる。
なんの才能ももっていない人なんて、いない。
世間から見たら、才能とは呼ばないようなものだったとしても、
だからこそ、それを突き詰めたら、新しいものを生み出せる。
「蝶のように舞い蜂のように刺す」
という言葉で有名な、元ボクシングヘビー級の世界チャンピオン、
モハメド・アリは、こう言っています。
「人は、世界一のごみ収集人になれる。
世界一のモデルにだってなれる。
たとえ何をやろうと、それが世界一なら何も問題はない」
自分の強みをどれだけ突き詰められるか。
それが何であるかより、突き詰めることが重要ですね。