魔王に呪文封じは効かないという思い込み | 心に明かりが灯る言葉たち

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ドラゴンクエスト3に、バラモスというボスがいる。
ゲームを始めた段階では、ラスボスだと思われている敵で、当然強い。

バラモスを倒してエンディングと思ったらゾーマという真のラスボスの存在があることを知る、という、当時としては衝撃のストーリーだった・・・
まあそれはさておき・・・

バラモスは攻撃も呪文も強烈で、魔王の名に恥じない強さを見せる。
そんな魔王に、序盤で覚える補助呪文が効くとは、普通思わない。
しかしこの魔王、ラリホーという敵を眠らせる呪文と、マホトーンという呪文封じの呪文が効く。
確率はそんなに高くはないけど、効く。

これを知ってると、かなり戦いが楽になる。


重要なのは、「魔王にラリホーやマホトーンは効かない」という思い込みをもってしまっているということ。
試す前から、効かないと思い込んでいるから、試すことすらしない。

これはリアル社会でもあることで、思い込んでいたら、
それを試したり違う角度から見るということをしない。

思い込みとは、それぐらい強烈なものなのである。
そして、その思い込みの中にいる限り、思い込みの外にある世界は見えない。
それが間違っていることであっても。


なんでもやってみなければ分からない。
壁にぶつかって、どうすればいいか分からない、と思ったら、
なんでもやってみることだ。

どうせこれは無理だろうとか、これはできないとか決めつけずに、やる。
そうすれば、思わぬところから突破口が見つかるかもしれない。

思い込みに支配されない柔軟な思考が、道を切り開くことにつながるのである。