日本では、言葉のことを言霊をいい、言葉には力があるという考えが存在します。
実際、言葉は振動であり、それはそのまま人に伝わるわけで、
どんな言葉を使うかで振動の質は異なり、それが人間の体に、良くも悪くも何かしらの影響を与えているのだと思います。
植物にクラシックを聞かせて育てたり、話しかけたりするというのも、
言葉の質=振動の質が関わっているのではないかと思います。
それだけでも、言葉使いには気をつけようと思いますが、
それと同時に最近思うのは、その人の言葉は、その人の世界を創っているということです。
日常的にどんな言葉を使っているかが、その人の世界を表しているといってもいいかもしれません。
昔、自分が精神的に病んでたころに使っていた言葉は、今とはまったく違いますし、
振り返って冷静に見てみると、そのころの自分の言葉は、まさにそのときの自分の世界を創っていたと言えます。
何気なく使っている言葉だからこそ、気づかないうちに積み重なって、現実の世界にも何かしらの形で反映されていく。
言葉を変えることは簡単ではありませんが、積み重ねてそれを変えることができれば、
自分が見たり感じたりする世界も変わってきます。
普段何気なく使っている言葉、それが自分の世界を創っていると知ったら、
それが自分の夢や大好きな人を遠ざけていると知ったら、言葉を変えてみようと思いませんか?