他人は自分の鏡、と言われます。
心理学でいう投影というやつで、他人の中に不快な部分を見た時、
それは自分の中にある、自分が見たくない部分を映しだしてしるものである、という話です。
確かに、そういうことはあると思います。
しかし、それは大人よりも、小さな子供や犬などの動物のほうがよりわかりやすい。
子供や動物は、相手の肩書きなど見ません。
その人の発しているエネルギーを感じ取ります。
雰囲気的なものです。
そのエネルギーは、内側から無意識レベルで発しているものなので、
表面をいくら取り繕っても無意味で、隠すこともできない。
犬嫌いな人が、好きな人のゴキゲンをとるために、その人が飼っている犬に親しみを込めた外面で近づいても、吠えられます。
内側から出てるエネルギーを、犬は感じとるからです。
小さな子供も同様です。
小さな子供が近づかない人は、変なエネルギーをもっている可能性があります。
大人の場合、付き合いや気遣いがあるので、あからさまに反発してくることは少ないかもしれませんが、小さな子供や犬は、ダイレクトにそのまま、内側のエネルギーに反応し、それをそのまま返す。
だから、一番分かりやすい。
自分自身も含め、小さな子供や犬になぜか嫌われる人を見たら、その人の何気ないしぐさや言葉を注意深く見てみると、見落としている本質が見えるかもしません。