サンジ
物語背景
空島での旅を終え、ウォーターセブンに到着した麦わらの一味。同時に、ロビンの様子がおかしくなり、そのまま行方不明になってしまう。
さらには、ウォーターセブンの市長、アイスバーグ暗殺事件が起こる。
意識を取り戻したアイスバーグの「ニコ・ロビンを見た」という証言により、
麦わらの一味は暗殺犯の汚名を着せられてしまう。
そして、ロビンを探して街を歩き回るチョッパーとサンジの前に突如現れたロビンは、二人の心配をよそに、
「私はもう・・・ あなたたちのところには戻らないわ・・・」
そう言い残して、そのまま姿を消してしまう。
それがロビンの意思なのか、そうせざる得ない状況に追い込まれてしまったのか、
ことの真相が分からずに戸惑うチョッパーに、サンジが言う。
「チョッパー・・・ひとつ覚えとけ」
「”女のウソ”は 許すのが男だ」
解説
サンジは女に弱い、というより、かなりの女好きである。しかし、女が好きだからこそ、自分の欲望のままに傷つけるようなことは、絶対にしない。
女が好きだからこそ、大切に扱う。
それこそが本当の女好きというもの。
女がついたウソで自分が傷ついたとしても、そこには理由がある。
女は、男の気持ちを確かめるために、わざと波風を立てるようなウソをつくこともある。
それがウソだとわかったとき、それを許せる男はかっこいい。