ONE PIECEに学ぶ 【4】 毎日を充実感で満たす方法 | 心に明かりが灯る言葉たち

心に明かりが灯る言葉たち

俯いた心、しぼんだ心、前向きになりたい心・・・
 そんな心に明かりを灯す、
 励ましの言葉や勇気がでる言葉を書いてます。

 たまに趣味で歌詞も投稿します。

「毎日命はって生きてるから あいつらは本当に楽しそうに笑うんだ!!!」
ウソップ


物語背景

イーストブルー、ココヤシ村。
ゴーイングメリー号を奪い、突然ルフィたちを裏切ったナミは、実は魚人海賊団アーロン一味だった。
しかしそれは、育ての親を目の前で殺されたナミが、これ以上村人の犠牲を出さないための、
苦渋の決断の結果。

ナミは村人の命を守るために、一億ベリーでココヤシ村をアーロンから買い取るという約束をしていたが、
アーロンの裏切りによって貯めていたお金を奪われ、絶望の淵に。

ナミを救うために、アーロン一味に戦いを挑むルフィたち。
大暴れするルフィたちだが、アーロン一味の幹部、チュウ(キスの魚人)を前に、ウソップは逃げ出してしまう。
追いかけてきたチュウの一撃を紙一重でかわしながら、死んだふりをしてその場を逃れようとするウソップだったが、そこで自らの情けなさに気づき、覚悟を決める。

「毎日命はって生きてるから あいつらは本当に楽しそうに笑うんだ!!!」

力のないウソップだが、知恵とトリックを駆使して見事チュウを討ち倒す。




解説

ルフィたちは海賊故に、法に守られることもない。
予測不能の海、強大な敵、世界政府、賞金稼ぎ・・・
しかし、明日死ぬかもしれないそんな状況のなかで、彼らは本当に楽しそうに笑う。
毎日命はって生きているからこそ、いつ死んでも後悔しないように生きているからこその、笑顔。

平和な世の中に生きていると、「死」を身近に感じることはあまりない。
でも、いつ死ぬか分からないという現実は、海賊でも、一般人でも、同じ。

人は死に際に、

「もっと自分に忠実に生きればよかった」
「もっと自分の気持ちを表す勇気をもてばよかった」

というようなことで後悔するのだそうだ。

忍耐は大切だけど、我慢すればいいというものでもない。
やりたいことがあるなら、やったほうがいい。
ただし、その決断と行動の責任は、自分でもつ。
その責任の中に、自由がある。
辛いことも当然あるけど、それも含めて人生。

涙を知ってる笑顔にこそ、人を虜にする魅力がある。

毎日を、全力で。
できるところから。

参考:ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」
http://youpouch.com/2012/02/06/53534/