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最近、BTSを追えていない理由は、考えてみれば忙しさ以外にもあって(今更ですがMAMAおめでとう!←ザツでごめんなさい汗)。今一緒に生活している母が急にジンペンになったというのも大いに関係していると思います。私の中のBTSがアップデートされるのは大体食事時なのですが、それが母に流されるままに全部ジンの過去映像に費やされているので、オンタイムBTSに取り残されているわけです。

 

「兵役前にそんなに好きになってどうするのよ」と聞く私に、母は「兵役前だからペンになるんじゃない。そういう人、たくさんいるんじゃない?」とナゾの持論。沼落ちのきっかけになったアルゼンチンでのライブ映像はもう何回見たかわかりません。。。

 

 

そんなわけで、記念すべきソクジンの誕生日に何も書かないわけにはいかないと思ったものの、なかなか彼だけについて書くことができず、今回もTMI満載の個人的な手紙になってしまいました。

 

***

 

君の入隊日が、ついに12月13日に決まったと聞いた時、その決定に至るまでの長期戦の紆余曲折や、多方面から寄せられた心無い言葉、そしてそれらについて語りたくても語れず、人知れず傷ついていた心情を、君が話してくれた時のことを思い出しました。単刀直入でドライで少し皮肉屋なのに、温かさも伝わってくる独特の語り口で、冬の入隊は避けられるなら避けたかったと口にした君。

 

でも13はバンタンにとってゆかりのある数字だから、少しばかりの安心感を得られる日付だったかもしれないなんて考えながら、私は個人的な偶然を密かに噛みしめていました。その日は、母が帰国する日だったから。それは、君の入隊日が発表される前から決まっていたことで。

 

渡米時に13個の箱を送ったにも拘らず、7番ボックスが隣町まで行ってしまい、12個しか届かなかったことは前に話したと思うけれど、それ以来、信じられないぐらいに13と縁のある私。

 

考えてみれば、13が縁起の悪い数字とされていることを知ったのは10歳の時、レベル別に分けられた算数の授業でアドバンストクラスに割り振られた時のことでした(現在はどうか知りませんが、当時は日本の算数の授業はアメリカのそれと比較して相当に進んでいたので、日本教育を受けているだけで上級クラスは保証されているようなものでした)。一人ひとり先生に呼ばれて、厚さ4cmの激オモ貸し教科書を手渡されるような時代だったわけですが、13人のクラスで最後から2番目に呼ばれたのが、私より数倍優秀な韓国人の男の子だったことを今でも覚えています。悔しそうな彼の表情を横目に、最後に教科書を受け取ることになった私に、先生は「13は縁起の悪い数字だけど」と言葉を添えつつ「でも成績1位通過のあなたには幸運が訪れることを確信している」と声をかけてくれました。

 

20年経ってNo.13と書かれたその教科書を手にとった時の重さを、アメリカの地で思い出すことになろうとは、その当時は知る由もなかったわけですが、ここ数ヶ月はとにかくいろんな困難に見舞われて、その度に13の影に怯えつつ、逆に最悪の展開を免れてきたのは13に守られてきたからだと信じるしかないままに、ここまでやってきたように思います。

 

そしてまだ困難は続くのか、、、先が見えない今日この頃。

 

もっとちゃんと点と点が繋がる日が来たら、君に改めて手紙を書きたいと思っているのだけれど、今のところ言えるのは、とりあえず、君にはいつもラブマイセルフをリマインドしてもらい、

 

その先で、今度は、恋人になりきれない友人との架け橋にまでなってもらって、それだけでも感謝しているということ。

 

そして君がアルゼンチンを去るのと時同じくして、私自身の身に起こったことは、同時に君の母国で起きた悲劇を思えば、どうってことはないのだけれど、自暴自棄になりそうになったこの1ヶ月を、私が君に励まされて乗り越えてきたことは間違いない事実で、だから、ここに来て母が君の強火ペンになってしまっているのは、どうしようもない流れだった気がしています。

 

そのせいか、もう10日もすれば君を送り出さなければならない、君自身のお母様をはじめとするご家族や、ご友人や、BTSメンバーの気持ちを思いながら、私は今、過去に何かの小説で読んだはずのフレーズを思い出しています。

 

「誰かの命がなくなるとき、我々は世界を丸ごと一つ失う」

 

もちろん君は死ぬわけじゃないし、ソクジン視点の世界がなくなってしまうわけでもない。むしろ君が身も心も健康なままで戻ってくることを信じているけれど、これから1年半の間、一般社会からキムソクジンがすっぽり抜けてしまうことは事実なわけで。君がいない社会って言ったって、そのうち慣れるだろうし、世界は君なしでもしっかり回っていくのだろうけれど、でもやっぱり何かが足りないような、少しだけ世界が変わってしまったような、そんな気持ちでこれから1年半過ごす人は世界中に大勢いるわけで。

 

その時が来たらさすがの君も泣いてしまうのかな。いつだったか、ステージから観客席にいらっしゃるお母様を見つけて、幼少期の思い出に思わず涙を流した時もあったと思うけれど、「(ママ友に囲まれながら)息子自慢ができずに一人だけ黙ったままニコニコしていた母に、一度だけでもいいから息子自慢をさせてあげたい」と話したあの時とは、ずいぶん性格も変わったと話す最近の君。顔色ひとつ変えずに笑顔で見送られる様子も想像できちゃうな。

 

でもいずれにしても、君が軍で寒さに耐える間、私も頑張ろうと思います。

 

また君の姿を見る時に、いろんなことをしっかり報告できるように、釣れるものは釣って、釣れないものは潔く諦めて、自分なりに頑張ってみようと思います。

 

お互い色々あるとは思うけれど、朝起きたらすぐ鏡の前に立って「ソクジン、お前はなんでそんなにかっこいいんだ」と言って1日を始めると話してくれた君の陽気な笑い声を思い出したら、私も鏡の前に立ってみようかな。またひとつ増えたそばかすを見つけるだけのことだろうけれど、まぁそんなことをして生活しているうちに、もうそろそろジンも戻ってくるね、なんてことを話すことになるでしょう。

 

秋の郵便局の前であなたを待つ

黄色く染まった銀杏の葉が風に舞い

通り過ぎる人々のように 遠くに舞っていくのを眺める

世界の美しいものたちは どれほど長く残っていられるのだろうか

真夏に降り注ぐ夕立にも 力強く耐えた花々と

過ぎていった冬の吹雪にも 高くそびえ立つ木々のように

空の下 全てのものはたった一人で立っていられるのだろうか

秋の郵便局の前であなたを待つ

ふと浮かんだ思いに浸って 日が暮れていくのにも気づかなかったね

 

 

だから兎にも角にも、君の居場所はずっとここにあるということを胸に、安心して責務を全うしてください。くれぐれも無理はしないようにと言いたいけれど、そうもいかないのが兵役だろうから、とにかく君と、君が一緒に働く人たちの無事を祈っているし、全てが終わったその先に、君のささやかな夢の続きが待っていることを信じています。

 

お誕生日おめでとう。

 

Photo-Folio: BTS' Jin is a happy and handsome fisherman in new photos for ' Sea of JIN island' | PINKVILLA

 

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