各駅停車で行くチェンマイ〜ランパーンの旅。
ランパーンで花馬車に乗ってもらい、景観保全地区にある古民家カフェでまったりしてもらった後は、会長お気に入りのランパーン大仏である。
ランパーン大仏は、ランパーン市内から車で約40分程離れた郊外にある。
ワット プラタート ドイプラチャン メータと言う寺に建立された。
この大仏の歴史は古くない。
2013年にワット ドイプラチャンの住職が、夢を見た。その夢は、鎌倉大仏が飛んで来て、ここに大仏を建てて下さい。わたしは貴方と共にいます、と言った夢だった。
そこで、2014年に大仏建立の工事に着工し、2021年に完成した。
タイ人は、日本🇯🇵が好き、と言うのを体現した寺なんだけど、夢のお告げが建立の原因だと言うので、何故か、タイ人には霊験あらたかな仏様とされている。
テラワーダ仏教(小乗仏教)の国タイ🇹🇭では、鎌倉大仏のような大乗仏教の仏様である阿弥陀仏は、あまりお目にかからかい。
が、
ここでは、立派に鎮座している。
大仏までに至る石段の雰囲気は、まるで日本🇯🇵にいるかのような雰囲気である。
しかし、
何かちょっと違う。
手水舎の水が流れてないので、どうやって手を洗うの?と言うものや、大仏様の下には、達磨の置き物ならまだしも、猫の置き物が置かれたりしていた。
水が流れてないので、手の洗いようがない。
らしい、と言えば、らしい。
何も書かれてない絵馬に、鈴、何故かテルテル坊主まで。
大仏様のお足元には、猫の置物。この際、何でもありなんかな。
大仏様のお膝元からの眺めは最高。
伏見稲荷からパクった、と思うのは自分が不純なのでしょうか?
この歴史の浅い寺の大仏様が、本当に霊験あらたかな仏様となるか、それとも、日本🇯🇵好きな観光客を集める為のアトラクション施設になるのかは、これからにかかっている。
弥陀の誓願不思議に、、、
大乗仏教の精神が大仏様と共にタイにも根付きますように。