メンクイが行く。龍の眼を求めて。 | lai-thaiboxingのブログ

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タイチェンマイにて意拳、ムエタイ、瞑想の研究。山岳小数民族との交流や日々気づいた事を書いて行きます。
タイ国ムエタイ協会認定トレーナー。寺田式インパルス療法士。椅子軸法認定インストラクター。





今日は、平日だけど、チェンマイでは学校が休み。

で、


子供達とブランチに行く事になった。


「何が食べたい?」と聞くと、


「北タイ料理」と、


自分達が良く行く北タイ料理は、3カ所。


サンカムペンとサンサーイとランプーンである。


サンカムペンの北タイ料理は、今日は定休日と言う事で、最近、ハマっているランプーンの北タイ料理店に行く事にした。


ランプーンは、チェンマイ県の隣の県だけれども、チェンマイ駅から線路沿いに車で30分程南下すると着く距離である。


チェンマイの直ぐ隣にある県だけど、チェンマイに比べて格段に人が少ない。


自分達は、ランプーンの中心地であるワット ハリプンチャイの直ぐ側にある北タイ料理店にあっと言う間に着いた。


が、


店は、昼の12時からだそうで、開店してなかった。

北タイ料理が食べたい、と言っていた下の娘が、お腹が減った、を連発する。


気の長い(?)自分は、

「じゃあ、君達は、その辺で食べて来て!自分は、ここでラムヤイ入りの美味しいカレーを食べるから。」と、言いかけて、これは、他の場所を探索せよ、と言うサインかな、と、別の場所に行く事にした。


いつも行っていた店が悉くやっていない。


チェンマイなら休みの日は稼ぎ時と店をやる所が多いだろうが、ランプーンは、休みの日は休みなのだろうか?


などと考えながら、


あっ、そうだ、となった。


今まで、夕方にランプーンに来て、毎回閉まっていた店。あそこならやってるに違いない。


メンクイの血が騒ぐ。


メンクイ→麺食い、であった。


そう、ランプーンと言えば、ラムヤイ。


ラムヤイと言うフルーツで有名な街なのである。


このラムヤイ、日本🇯🇵ではあまり知られていないフルーツなのであるが、中国人にとっては特別なフルーツで、このラムヤイが好物と言う人は多い。


ラムヤイ、中国語では、龍眼である。


DRAGON EYE 龍の眼。


タイラーメンであるクォエティオにラムヤイが入っているのである。


クォエティオ ラムヤイ。


多分、日本🇯🇵のタイ料理店では先ず無い代物。


何故なら、ラムヤイは、日本🇯🇵への持ち込みは禁止されているから。


別にラムヤイが麻薬に指定されているからではない。

ラムヤイにつく虫が、日本の果物の生態系に影響があるかららしい。知らんけど。


ドライフルーツなら持ち込みは可なのかも。


ただ、ラーメンのスープに敢えて甘い果物を入れる、と言う発想が起こらないのかも。


娘達も、クォエティオ ラムヤイを食べた事が無かったので、自分が、行こう、と言うと直ぐにOKした。



ワット ハリプンチャイの前の橋を渡って30m程行く。


左手に看板。


ラムヤイ関連商品。ラムヤイのドライフルーツ。ラムヤイのハチミツ。




ローカルな食堂。多くの人。龍眼を求めて中国人の客も。



これが、クォエティオ ラムヤイ。スープの中に、小さなラムヤイの身が浮かんでいる。



これは、クォエティオ ラムヤイ ボラーン ヘーン。

ボラーンと言うのは、昔の、とか、古式と言う意味。


ラムヤイが入っているだけで、味がマイルドになる。


クォエティオ ラムヤイ ボラーン ヘーンの食べ方。ひたすらかき混ぜます。


ラムヤイジュースで締めました。


クォエティオ ラムヤイ


これを食べた事のある日本人は、どれだけいるんだろう?と思うと同時に、ラムヤイ→龍眼・DRAGON EYE→今年は辰年→自分の年


と、こじつけながら、英気を養って、頑張るぞ、と決意新たにするのでした。