フレッシュレモンバーム・ティー | ひびのおと

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千葉県市川市で治療院を経営しているので健康に関する内容が多いです

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冷房でダメージを受けた内臓を、ジンワリとリフレッシュしてくれるハーブティーになります。

お湯を注いで5分程してからいただくと、爽やかな香りが身体に染みわたります。



 レモンバーム
英語:Lemon balm
学名:Melissa officinalis

シソ科の多年生のハーブ。南ヨーロッパ原産。

和名はコウスイハッカ(香水薄荷)、セイヨウヤマハッカ(西洋山薄荷)。食べ物や飲料の香り付けや、ハーブとして医療に利用されてきた。

メリッサはギリシア名で、ギリシア神話ではメリッセウス(蜜蜂男)の娘(メリッサ)が、蜂蜜を与えてゼウスを育てた。

ギリシア語でメリッサ(Melissa、メリッタとも呼ばれる)は蜜蜂を意味し、レモンバームの花は蜜蜂を引き寄せるため、メリッサと呼ばれた。


葉はシトラールを含み、ハーバルでフローラルな、レモンを思わせる香りがする。夏の終わりに、蜜を持った小さな白い花もしくは黄色い花をつける。

繁殖力が非常に強く、かつては人間より長生きすると考えられていた。


料理としては、成長が盛んな頃に葉を摘み採り、乾燥させたものがハーブティーやポプリなどに用いられる。生葉もその都度摘み採り、ハーブティーやアイスクリームに風味を添える用途のほか、サラダ、魚料理、鳥料理、豚肉料理などに用いられる。


ハーブは古くから治療に用いられ、ハート形の葉の形から、心臓および感情に関連付けて利用された(伝統的に、植物の形から効能が推察されることがあった)。

記憶力を高める効果があると伝えられ、サプリメントで気分と記憶力が改善することがわかっている。

昔からティーとしても広く飲まれ、特に「高血圧」「神経性の消化不良」「頭痛」「ストレス」などに良いとされ、 ヨーロッパでは昔から「活力の歓び」「長寿のハーブ」と呼ばれ親しまれているハーブです。

また、老衰の予防にも優れているという逸話も残っている。入浴剤としても使用され、肌をなめらかにする効果もあるとされている 。


精油は前述したように育ちやすく繁殖力が強いため、レモンバーム自体の価格は安いが、採油率が極端に低いため、精油は非常に高価である。

それゆえ、レモングラス、レモンバーベナ、レモンなどの精油をブレンドして販売されることがある。

純正の精油は「メリッサ・トゥルー(真正メリッサ)」、他の精油とブレンドされた精油は「メリッサ・ブレンド」と区別されるが、後者を前者と偽って販売する例も多い。

精油の研究はほぼ手つかずであり、科学的に証明された効能はほとんどない。