三木富久子です。
「私のビジネス理論100本ノック」
今日も張り切って更新です。
今日は、
「ビジネスマナー」
について。
女性起業って色々な形があって
・趣味からスタートする方
・セカンド起業の方
・隙間時間を活用している方
・しっかりとビジネスを構築している方
それぞれにメリットも良さもあり、
そこは自分の好きなスタイルで
構わないと思うのですが、
時々感じるのが
ビジネスマナーの欠如です。
具体的に挙げると
①言動と行動
②商品提供後の在り方
③敬語と丁寧語
など。
昨今は電話対応はほぼありませんが
電話での対応の仕方や席次、名刺交換なども
知っておいて損はないもの。
（一度調べれば簡単にわかります）
女性のお一人様起業は
ミニマムなサイズ（お友達や身近）から
スタートするとはいえ、
ビジネスはビジネスですから
なあなあになるのではなく
しっかりとビジネスパーソンとしての
常識も身につけることで
信用に繋げられます。
特にこれまで気になった
3点に関してもう少し書いてみますね。
①言動と行動
相手がお客様であるなら
もちろんですが、
相手が誰であれ、
「いつどこで見られても恥ずかしくないビジネスパーソン」
として振る舞うことを
私はお勧めしています。
特に、SNSで集客をされているなら
いつなんどき誰がお客様になるとも
限らない訳で、
例えばコメント欄でのやり取りや
普段のなにげない会話からも
人間性を見られていると
思っておいて下さい。
具体的には、
・他人の悪口や批判を言ってないか
・愚痴や文句を言ってないか
・ネガティブすぎる発言をしていないか
・身だしなみに気を使っているか
・約束を守っているか
・リスケジュールをお願いする際には謝罪を伝えているか
・何かをしてもらったら感謝を伝えているか
口うるさいと感じるかもしれませんが、
あなたがお客様だとして
売り手がこんなふるまいを
していたとしたら、
どう感じるでしょうか？
いつもお世話になっている
保険の担当者や
美容師さんが
こんな風だったら？
どんなに魅力的な人であっても
決して心地よくはありませんよね。
これが、相手が「友達」なら
許されることもあるでしょう。
ですが、ビジネスを介して
出会った相手であるほど、
適度な礼節を持って接することが
社会人として当たり前だと思います。
それは何より、
お客様に安心感を
与える行為だからです。
④商品提供後の在り方
これまで4年間色々な起業女性を
見てきましたが、
コロコロと商品を変える方
もいらっしゃいました。
何を選ぶかは自由ですが
もしも自分がその方の客だったとしたら
ちょっと残念だなと、、
状況の変化に伴って
商品やスタイルが変わることは
致し方ないとしても、
過去にその商品を買って下さった方や
信頼して下さった方に対して
配慮はあったのかな？と
余計なお世話ですが
気になったりました(笑)
いくら、やんごとない事情だったとしても
それはお客さまには関係のないことで、
ある日突然商品が無くなれば
「良くない商品だったのかな、、」
と不安を覚えるかもしれませんし、
方向性が変わることで
「フォローはどうなるのかな、、」
とやはり不安にさせてしまうことも。
それがたとえ、購入から
数年後だったとしても、
お客様って一度買ったお店や人って
案外覚えているものです。
そこに思い入れがあれば
なおさらのことで。
もしかすると、そのあともずっと
気に入って下さっているかもしれない、
何かの役に立ててくれているかもしれない。
だからこそ、
安易にビジネスを辞めない
ことって大事だと思うのです。
あとはそこまで大きな変化では
なかったとしても、
①に書いたようなふるまいを
取ってしまえば、かつてのお客様を
がっかりさせることにも。
マーケティングの世界では
認知的不協和
という言葉があり、
人は買う前よりも買った後の方が
商品に関する情報を集めることが
検証データから実証されています。
これは、
「その商品を買って正解だったか？」
という不安を解消するためだそうです。
なので、売れたら安心、
ではないのですね。
売ったそのあとの在り方も
見られているという意識を持って
恥じない姿を見せていきたいですね。
③敬語と丁寧語
これも、何も完璧ではなくとも
間違った敬語や丁寧語は
ビジネスシーンではかなり目立ちます。
・かしこまりました
・承りました
・ご査収下さい
など、使い慣れない言葉を
無理に使う必要はありませんが
ビジネス用語ってよくできていて、
一度覚えてしまえば
とても使いやすいものばかり。
定型文って堅苦しい
印象にもなりますので、
過度に使い過ぎないことも
女性同士の場合は好ましいですが、
敬語も丁寧語もなく
友達の延長のような
・よろしくね～
・ごめん、忘れてた！
・〇〇までにお願いします～♡
こういう言葉使いが習慣化してしまうと、
大切なシーンでも出てしまったり、
かしこまることができないなど
いざと言う時に
恥ずかしい思いを
することも。
特に、お客様との
やり取りにおいては
たとえ近しい間柄であっても
きちんと丁寧語でやり取りをする。
親しき中にも礼儀あり
ではないですが、
正しい日本語を使えば
自然とお互いに心地よく
やり取りができます。
相手によって伝え方を変えるよりは
誰に対しても最低限の配慮を
一貫して意識する方が
つまらない印象を
与えずに済みます。
口調は丁寧に
真心を込めて。
特に女性はビジネスライクは
嫌う傾向にありますので、
言葉使いを崩すのではなく
文面に真心を込めて
お届けしてみて下さい。
また、SNSなどでの発信でも
言葉使いから印象は作られますので、
最低限のマナーは
ぜひ意識してみて下さい。
最低限のマナーとは
「自分がやられて嫌なことはしない、書かない」
というシンプルな基準です♡
口うるさい内容かもしれませんが、
なぜビジネスマナーが必要かと言えば、
いざという時に恥をかかないためと
それがめぐりめぐってお客様の不利益に
なりえるからです。
最初は近しい方や
仲の良い方とのやり取りから
ビジネスは始まるかもしれませんが、
やり続けていれば
企業様とのやりとりや
全く別のマーケットの方と
出会う機会も自然と増えてきます。
そういったときに、
挨拶の仕方や名刺交換、
言動やふるまいなど
ひそかにチェックされ
信用度を測られてしまうのが
今の「社会」という場所です。
（親切に教えてはくれないｗ）
長く続けるつもりで
起業をしているのであれば
どこかで必ず身につけるべきもので、
女性特有の慣れ合いに
迎合するのではなく、
節度を持ってお互いに気持ちよく
やり取りができるような関係性を
築ける方の方が、
結局は信用も信頼も増して
ファンがついていくと思います。
次回もお楽しみに！
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