すっごくお久しぶりの投稿になってしまいました。
NPO法人れでぃばーどの飯塚です。
私たちは、母と子どものきずなづくりや、ママの笑顔のためのイベントや講座を開催してきた団体です。メンバーはそれぞれ地元で活動しつつも、大きなムーブメントがなかった近年。
飯塚の心の隅にあった「もやもや」が、心からはみ出てきて、体からも溢れてきて、「なんとかできないだろうか」「私にもできないことはないだろうか」と鼻息交じりに少しずつ行動にうつし始めました。
個人的に、食事指導や、親子講座で食育を取り扱ったり、PTAの講座依頼で食事の話をしたり、「食事」と切り離せないのですが。
普段は気づかないですが、子どもを取り巻く食事の環境の「寂しいこと」「乏しいこと」「満たされないこと」の現状がいっぱい見えてきました。
前職の保育士時代にも、たくさんの欠食児や、ジャンクなものばかりで育つ子どもを見てきました。でも、一保育士では介入できないもの、せめて給食は楽しく美味しくおなか一杯に食べてもらいたい。と願うばかりでした。
現在、全くの無償でファミリーサポート的なお子様のお預かりをいくつかの家庭から受けていますが、そのなかでも気になるご家庭もあります。
子どもの貧困率が毎年増加するこの悲しい日本の経済状況で、おなかをすかせている人が本当にいるの?と疑いたくなりますよね。
そこで全国的に広がりをみせる「こども食堂」という方法。
これなら、小さな一歩が踏み出せるのではないかと考えました。
これが、モヤモヤの正体。
困っていることを困っているとSOSが出せない、
寂しいって気持ちを寂しいと気づけない、
「だんらん」を知らない子どもたちが実にたくさんいる。
そんな現状を、知っちゃったから。見ちゃったから。触れちゃったから。
もう、何もせずにはいられない気持ちでいっぱいです。