イギリス大学の成績評価について
イギリスでは、すべての大学・大学院で共通の評価基準で成績が表記されています。今回はイギリスの成績表記と大学院の合格条件、そして日本の成績評価との比べ方・注意点についてお話しします。★ イギリスの成績評価 ★イギリスの学部過程 (Undergraduate)の成績は、[1st, 2:1, 2:2, 3rd, Fail] の5段階。大学院 (Postgraduate)の成績は、[Distinction, Merit, Pass, Fail] の4段階。卒業式で名前が発表されたりと、First ClassやDistinctionで卒業することはとても名誉なこと。First Classで卒業するためには、鬼のように勉強しなければいけないこともあり、大概の生徒はとにかく2:1を目指します。就職時も2:1以上あればアピールになります。ちなみに2:2で卒業したイギリス人は、就活の時、『大学で何をしていたんだ』と嫌味を言われたそう… Undergraduate (学部課程) First Class (1st) 70%以上 Upper-second Class (2:1) 69~60% Lower-second Class (2:2) 59~50% Third Class (3rd) 40~49% Postgraduate (大学院) Distinction 70%以上 Merit 69~60% Pass 59~50% ★ 大学院合格成績 ★一般的に、中堅以上、特にハイランキングの大学院に進学するためには、2:1以上の成績が必須。G5 (Oxfrod, Cambridge, Imperial, UCL, LSE) のような超難関の大学の場合や、MSc Fianceのような人気分野に出願する時はやっぱり1stが欲しいところです。逆に、中堅以上~ハイランキングでも2:2が合格条件になっている大学・コースもあります。例: Loughborough:MSc Finance and Management、Sussex:MSc International Marketing、Surrey:MSc International Relations3rdクラスの場合は、大学院に直接入学はかなり難しいので、プレマスターへの進学がおすすめ。★ イギリスの成績と日本の成績 ★日本の学部過程を修了し、イギリスの大学院に出願する際には、自分の成績をイギリスの成績評価に基づいた合格条件と比較する必要があります。日本の大学の成績の表記は大学によって、GPAやアルファベット評価(S, A etc.)、点数評価(100~90 etc.) など様々。また、GPAからイギリスの大学の成績評価への換算も大学によって違います。例えば、Sussex大学の2:2は、GPA3.0/4.0となっていますが、Queen Maryの場合は2:2はGPA2.7/4.0で、3.0は2:1に分類されています。ハイランキング大学のKCLの場合は、3.3/4.0あっても2:2で、1stはなんと3.7/4.0。かなり違いがありますよね…成績の換算には共通の基準がないので、大学の審査官もよくわからない場合は、出願後、grading schemeやgrading scaleという、大学ごとの成績の評価基準を追加で提出しなければならない場合も。自分の成績がうまく換算できない場合は、大学フェアやオープンデー、オープンキャンパスなどで大学担当官にチェックすることもおすすめです!