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ladder-23のペーパークラフトとか日記

模型(主にペーパークラフト、カードモデル)の製作日記や普段の出来事の覚え書き

名古屋市千種区
千種公園 ユリ園
2025年5月31日(土)
 

早いものでもう五月も終わりです

梅雨入りはまだですが雨続きのここ数日

曇り空の下ですが千種公園へと軽く散歩に出かけました

 

普段は地下鉄で今池まで行ってそこから徒歩…ですが

今回は新規ルートの開拓も兼ねて高岳からバスに

 

千種公園のほぼ正面の東部医療センターバス停まで直行

アクセス手段としては便利ですが本数は1時間に1~2本

時間を合わせて行きに使うのは良いですが帰りには不便ですね

 

と言う訳で目の前に千種公園、

朝方まで雨が降っていたこともありしっとりとした雰囲気

ユリ園の開花状況は‥・と

品種にもよりますが蕾まじりの五分咲き程でしょうか、満開にはまだ早いですね

とは言え咲いている物だけでも十分な見ごたえ

青空の下も良いですが曇り空の陰りの中の花の色のコントラストも味があります

まだまだ蕾の花壇もいくつもあり先が楽しみです

散歩と言うかユリ園の下見を終えて

千種公園を後に

少し歩いて揚輝荘くらいまで行こうと思っていましたがここで雨がポツポツと

小さい折りたたみ傘しかもっていなかったので散歩は諦めて

コメダでお昼を兼ねた遅めの昼食、カレーカツパンとマンゴーラッシー

コメダを出ても依然小雨が続いていたので池下駅から帰宅しました

 

Diorama Czechoslovak Legion 1919

(Bestpapermodels)

ジオラマセット・チェコスロバキア軍団

1:144スケール ペーパークラフト

 

早いもので5月ももう終わりです

第一次世界大戦の陸戦兵器で続けていた5月の製作

最後はBest papermodelsのジオラマセットキットから

「Czechoslovak Legion(チェコスロバキア軍団) 1919」です

 

チェコスロバキア軍団は、第一次世界大戦の最中

当時は多民族国家オーストリア・ハンガリー帝国の中の一民族であった

チェコ民族・スロバキア民族の民族独立を求める捕虜や亡命者を集めロシアで編成された軍団でした

設立にあたってはハンガリーと戦っていたロシア帝国の思惑が強く

民族独立を掲げチェコ・スロバキア民族を利用していた…とも言える形ですが

チェコ・スロバキア民族の戦意は高く、また軍団が戦果を上げるごとに増えていく賛同者により

チェコスロバキア軍団はロシアの対独・ハンガリー戦線における一大部隊にまで成長します

 

そんな情勢が変化するのが大戦の中、疲弊したロシア帝国で起きたロシア革命

ロシア皇帝を退位させた共産主義勢力(赤軍)はドイツ・ハンガリーとの戦争を停止し

ロシア国内は旧体制派(白軍)と赤軍による内戦に突入します

 

民族独立のために戦っていたチェコスロバキア軍団にとってはロシアの内戦に付き合う義理は有りませんが

この当時既にロシア各地に戦闘集団が存在してたチェコスロバキア軍団は赤軍にとっては危険因子、

そして白軍やロシアの共産化を阻止したい連合国にとっては抱き込みたい戦力として無視できない存在となっていました

独立なったチェコ・スロバキア共和国への帰国が第一義の軍団ですが

赤軍勢力下のロシア西部を陸路で突破する事はあまりに危険、

ユーラシア大陸の東端ウラジオストクからの船路でのロシア脱出を目指し

連合国の支援の元(または、その意図を利用しつつ)白軍側の勢力として
チェコスロバキア軍団はシベリア鉄道沿いに東へ進軍、連戦の果てにウラジオストクへの集結を成功させ

船路による祖国への凱旋を果たします。

 

このチェコスロバキア軍団の脱出支援を名目にした日本帝国のシベリア出兵など

後の歴史の出来事の引き金でもあり、またチェコスロバキア共和国もその後様々な動乱の
舞台となりますが、大国の思惑に翻弄されつつも民族独立を目指し戦ったチェコスロバキア軍団は

歴史に大きな足跡を残した存在でした。

 

 

と言う訳でキットの方に

チェコのメーカーBestpapermodelsよりセットの形態でリリースされているモデルです

線路を含む細長いジオラマベースにチェコスロバキア軍団がロシアより奪って利用していた

装甲列車Orlik号の砲車、無蓋貨車と装甲車がセットなっています

 

まずはジオラマベースから製作

建物や凹凸のある地形は有りませんが

レールとその枕木を配置する為中々の作業量

カットした枕木をベースの印刷に合わせて接着し

レールを乗せたら今度は枕木ごとにレール押さえの部品を取り付け

細かいうえに見た目にも大して変わらないので中々苦行

何とかレール押さえを全部付けて

手前の塀を作ります

特に作り方指定されていないので適当に分割して少し雑に作られた雰囲気に

自由配置の木材パーツもベース上にバラバラと配置して完成です

 

続いて貨車、フラットな荷台のシンプルなデザイン

Bestpapermodelsの小スケールモデルなので足回りの再現も簡易的です

さっくりと完成

 

続いて装甲車を

キットとしては各車両の名前は明記されていませんが

外見から恐らくジェフリー・ポプラフコ装甲車

アメリカのジェフリー四輪駆動車の走破性能に感銘を受けた

ロシアのププラフコ将軍の命で同車を改造して作られた装甲戦闘車

30両ほどが製造されたようですがチェコスロバキア軍団に渡った車両があったか

までは判りませんでした

最後は一番ボリュームのある装甲列車です

シベリア鉄道沿線で大暴れしたチェコスロバキア軍団が運用していた

走行列車Orlik号、元はロシアが製造した装甲列車ザームレッツ号でしたが

紆余曲折の末にチェコスロバキア軍団が鹵獲、同軍団を代表する戦力となりました

このキットではそのOrlik号の砲車のみが含まれていますが

本来はこれに装甲機関車やドーム型の砲塔2基を備えた大型戦闘機館車などが連なります

戦時中の装甲列車を多くリリースしているBestpapermodelsなので

Orilk号のフル編成もキットも出していたりするのでしょうか、ちょっと探した感じだと

見つからなかったので気になる所

銃眼の着いた貨物車の後半部に砲台が乗っているユニークな車両

銃眼は開口しているのではなくテクスチャでの表現

足回りを作り

最後に貨車に木材を乗せて

完成です

あまり馴染みのない第一次大戦時の東欧の装甲列車なので歴史背景も含めて

なかなか楽しく作れました

 

5月も終わり区切りも良いのでこれで陸モノ続きに区切りをつけて

6月からはお船を作っていきたいと思います

 

 

 

 

名古屋市守山区 陸上自衛隊守山駐屯地

第10師団創立63周年記念行事

2025年5月25日(日曜日)

 

大体毎年訪れている守山駐屯地の記念行事、

例年では10月~11月の開催ですが今年は5月の開催となっていましたので行ってきました

 

いい観覧ポジションを目当てに早めの出発

心配していた天気ですが夜中に降っていた雨は朝方には止み

日中は曇り予報です

瀬戸電で守山自衛隊前駅に

スケジュール上の開門時間の1時間前ですがもう結構な開門待ち行列

とはいえ大体毎年開門時間はスケジュールより早まるので

今年も30分前倒しで入場開始です

早く来た分手荷物検査で並ばずに済むのがいい所

駐屯地内に入場

行事に参加する車両がずらりと並び

まずは閲覧席の場所取りです

主賓席の対面の最前列を確保

明け方までは雨降りでしたがグラウンドも水はけが良いのか泥だらけになっておらず良い状態

 

スマホで小説を読んだりしながら時間を潰し記念行事の開始時間に

装備車両の展示走行から始まり

隊列更新

基地司令の訓示や観閲式などの行事が進み

これは仕方ないですが離れた後方の一般閲覧エリアからだとどうにも長く感じます

式典が終わり訓練展示へと

 

16式MCVの起動走行展示

グラウンドを縦横無尽に走行するMCVは何度見ても迫力があります

大轟音の空包射撃

実戦想定の訓練展示が始まりAH-1が飛来

バイク隊の偵察行動

停車・応戦からのスピーディーな離脱発進の流れが格好良いですね

 

MCVと装甲車による威力偵察に

レンジャー部隊の降下

今年も大迫力の訓練展示でした

訓練展示が終わり閲覧席から人が捌け

いつの間にか空も晴模様

午後の乗車体験に向けてグラウンドの片付けが始まり

キッチンカーや装備品展示のイベントスペースはやはりすごい人

 

写真を撮り損ねていましたが最新式の20式小銃の展示もありました

 

人の多い所の展示はそこそこにこちらはここらで帰路に

閲覧式を終えた遠隔地の隊員さんたちも帰還していきます

お疲れさまでした

帰りは守山駐屯地前駅は人が集中して詰まっていたので

一駅歩いて瓢箪山駅で乗車

お昼は青菜ポークスパゲティでした

例年と違い5月の開催となった守山駐屯地の基地祭

例年の10月~11月は他の基地のイベントも被りがちなので来年以降も

この位の時期になっても良いですね