Flettner FL-282 Kolibri (Luftwaffe, tests on cruiser DKM Köln, Baltic Sea, 1942)
フレットナー FL-282 ヘリコプター(巡洋艦ケルン 搭載機)
Gerry Paper Models 1:144スケール ペーパークラフト
一連のヘリコプター連続製作もここらで〆に、ということで
最後は一番小さく大戦中のドイツ機、世界で最初に実戦運用されたヘリコプターの
フレットナーFL-282です
先日作ったK-MAXから交差式2重反転ローターを備えたご先祖様と言う事でチョイス
同機は3年ほど前にも Fiddlers Green の型紙のモデルを作っていましたね
今回製作は Fiddlers Greenの型紙をブラッシュアップ&リカラーして
販売されていたモデルになります
ドイツの巡洋艦・ケルンで運用試験がされたグレーの塗装の機体を選択
ケルンでは砲塔の上にヘリパットを設置して離着艦の運用試験がされていたようで
カードモデルの中には同スケールの砲塔+ヘリパットのベースが付属するキットもあります
面白い表現なのでいつか挑戦してみたいですね
小さいながらもフレームに囲まれた開放型の操縦席やチラ見えするエンジンなど
なかなか手ごわい要素の揃った機体、ヘリ連作の締めには丁度よかった難易度です
モデルはEcardmodelsにて販売されているGerry Paper Models さんの
ドイツヘリコプターバンドルから
前述のようにFiddlers Greenのモデルをブラッシュアップしたモデルです
FL-282と言ったらやはりこの部分…な機首操縦席のフレーム
今回も切り出した後にサラサラタイプの瞬間接着剤をしみこませて補強しています
シート周辺はFiddlers Greenの元モデルよりディティールアップされていて
シートベルト等も別パーツに
1:144スケールで作れる大きさだと流石にオーバースケール気味ですが
雰囲気はでているかなと
ちゃんと調べてみるとケルン搭載機は後部の偵察員の座席や
燃料タンクが無いタイプ、胴体のエンジンカバーも側面が開放されていたようなので
モデルをそのまま作ってしまうと考証違いでしたがまぁ今回は知らずに作っていたので
いずれ見直してみたいですね
尾翼を取り付け
ローターの基部、トランスミッション部を作り
着陸脚を
燃料タンクを作成
ちなみにこの機体、尾翼が大きい関係でそのまま作ると強めに尻もちをついてしまいます
今回はこの燃料タンクに重りを入れて解決しましたが燃料タンク無し状態で
作る場合は重りの入れどころに気を付けないといけませんね
ローターは小さいので二つ折りにして瞬間接着剤で補強するだけで十分なのは前回のK-MAXに同じ
と言う訳でサイズやパーツ点数自体は控えめながら手の入れ甲斐が多いFL-282でした
前回の製作時にも言ってますが面白い機体なのでいずれ大スケールのモデルでも作ってみたいですね