Flettner Fl 282 Kolibri (Fiddlers Green)
フレットナー Fl 282 コリブリ ドイツ軍小型ヘリコプター
1:144スケールペーパークラフト
愛称通りの小さい機体
当時ヘリコプターの開発においては他国に先んじていたドイツですが
Fl282は実戦の軍事任務で運用されたという点で世界初の機体と成りました
剥き出しの操縦席も目を引きますが
特にユニークなのは左右のローターの回転面がほぼ重なるタンデム配置のローター
左右同調して回転するのでローター同士が衝突する事がないのは
現代のタンデムローターヘリと同じです
1:144スケールで作ると流石に小さい機体
市販ではディティールの充実した大スケールモデルもあるので
機会があったら挑戦してみたいですね
モデルはFiddlers Greenのサイトで販売されている物から
いつも通りの文字とイラストがびっしり詰まった型紙
今回は1:38相当のスケールのモデルを1:144に縮小しています
動体後半部から
この型紙のモデルは単座の艦載型ではなく
偵察員の座席と燃料タンクが追加された陸上型のようです
尾翼を付けて後半部が完成
続いて胴体前半部分、エンジンとトランスミッションが収まる部分
中にエンジンが入るのでまだ前後は接着しません
操縦席のフレーム部分
頑張って切り抜き、用紙の裏から瞬間接着剤を塗って強度を上げてから加工です
以前作ったアルエッテⅡのテールブームよりは細く切れたと思いますが
まだ物足りないところ…切絵とかのテクニック本でも読んでみるべきか
エンジンの作成、シリンダー部分はまとめて作ってしまいます
流石に個々の精度は落ちるけどどうせよく見えない部分…
操縦席のシートと計器盤
シートベルトは印刷表現ですがちょっと完成しても目立つ部分だったので
ここはサボらず別パーツにした方が良かったですね、反省点
着陸脚は型紙を参考に針金に置き換え
普段はヘリのモデルだと針金を使って補強するローターですが
今回は小型でローターブレードもそれほど長くないので
型紙を二つ折りにするだけでも強度は十分そう
操縦席両脇の燃料タンクとローターを取り付けて完成です
という訳でちょっと寄り道制作のFl282でした