Avia CS-92 (Scissors and Planes repaint by Gerry)
チェコスロバキア空軍 アヴィア CS-92 ジェット戦闘機
1:144スケールペーパークラフト
今年ももう10月です
先月は船を完成させて以降はヘリコプターばかり作っていたので
久しぶりの固定翼機
戦後のチェコスロバキアで生産された同国最初のジェット戦闘機
アヴィアS-92、今回のモデルはその複座型のCS-92です
見ての通りのメッサーシュミットMe262そのもの
大戦中はドイツの占領下に置かれていたチェコスロバキア
国内の工場ではドイツの航空機を製造し、またドイツ軍の前線基地として
航空部隊が配属されていた事もあり戦後はドイツ機の部品が多く残されていました
アヴィアS-92はそのようなチェコ国内の残存部品から
再生産された戦闘機の一つ、ドイツ機の再生産を通じて
戦後の戦力確保と航空技術の蓄積を目指しました
一方、当面の主力ジェット戦闘機として大量生産される計画だったアヴィアS-92ですが
チェコスロバキアの共産化が進みソビエト連邦の影響が大きくなるにつれ
航空技術もソ連系のものへと移行、より先進的なMig-15のライセンス生産も決定する等
大戦中の機体であるS-92(Me262)を生産する意味は失われ、生産機数はごく少数に留まりました
今回もScissors and Planesの型紙、作者様とは別の方のリペイントモデルになります
ドイツ機も色々作りましたが意外とMe262は初めてです
胴体から、構成はオーソドックスな低翼機ですが
おにぎり型の断面形が特徴的ですねMe262は
今回は複座型なので前後に長い風防もユニーク
尾翼などはいつも通り針金を補強に入れておきます
尾翼まで作ったら次は主翼
主翼自体はシンプルな上下貼り合わせ
こういう主翼に張り付いているエンジンポッドは少し苦手
油断をすると主翼と胴体を取り付けた時に
エンジンだけ外向いていたりしてしまいます
反対側も作成
着陸脚を作って完成です
今回はエンジンの取り付けに手間取って割と製作時間が掛かってしまいました
Me262も派生型や塗装のバリエーションが多い機体、またいずれ挑戦したいですね