半田市矢勝川のヒガンバナ(2022/9/30) | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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模型(主にペーパークラフト、カードモデル)の製作日記や普段の出来事の覚え書き

愛知県半田市 矢勝川堤のヒガンバナ

2022年9月30日

 

今日は平日(金曜日)ですが仕事の関係で休日となっていたので

今が見頃の彼岸花の名所、半田市矢勝川にいってきました

 

最寄の駅は名鉄半田口駅、普通電車しか止まらないので近くまで特急で行って乗り換えです

 

 

童話作家・新美南吉先生の故郷でもあるこの近隣、先生の生家も保存されています

 

街角にも沢山の彼岸花

 

でんでんむしの殻のなかにはかなしみがいっぱいつまっています

 

堤防に到着、真っ赤に染まっています

 

平日のまだ早い時間という事もありまだ人通りは少な目、平日に来たかいがありました

 

日の当たる斜面の方では一部彼岸花が終わりかけていましたが大部分はまだ見ごろ、

いい時期に来れました

 

 

あまりに赤くて感覚がおかしくなりそう

 

稲穂と彼岸花

人里の彼岸花は元は田畑を獣から守るために毒のある彼岸花を植えたとも言われます

日本の彼岸花は種で増える事が出来ず毒があり獣が球根を掘り出して

どこかに移動させる事もないので何かの拍子に土ごと移動した訳でなければ必ず人が植えた物

意外な事に人がいない所にはまず生えていないそうです

 

 

田んぼの脇を歩いていると黒い稲?

これは病気か違う品種の混入か…それにしては纏まって生えている

帰りに土手の上を歩いていたら判明

田んぼアートでした

 

彼岸花を見ながらてくてくと歩いて行きます

 

駐車場や飲食スペースがある上流側に行くと人も増えてきました

やはり割合的には駅からくるより車で来る人の方が多いようですね

 

この辺りになると川側の土手にも一面にヒガンバナが咲いているのですが

残念ながら大分色あせてしまっています

 

反対側の斜面はまだ真っ赤

 

 

部分的に白い彼岸花も

 

 

ここで休憩

近くにあったコメダで甘いものを頂きます

 

そのまま寄り道、矢勝川のすぐそばにある新美南吉記念館へ

半地下式のお洒落な建物

 

新美南吉先生にまつわる展示や

童話の背景となった時代・農村文化が紹介されている施設です

 

特に解説もされていないですがランプが沢山吊り下げらた木

「おじいさんのランプ」の一幕ですね

代表作としては勿論「ごんぎつね」ですが「おじいさんのランプ」「ハナノキ村と盗人たち」なんかも好きな作品です

 

それ程広くはない施設ですがじっくり見てから外へ

記念館の周りの散策路

 

ぐるっと回って矢勝川に戻ってきました

 

上流ほど終わりかけの花が増えていく印象、川の曲がり方で日当たりの違いでしょうか

ここら辺で折り返し

 

往路とは反対の土手を戻ります

こちら側はコスモスなどが多め

川から離れて権現山へ

ごんぎつねの舞台の一つ、ごんの住んでいた山のモチーフと言われています

矢勝川の堤程ではないですがこちらも斜面にはたくさんの彼岸花が

ここまで来る人は少ないのか矢勝川に比べると人はほとんど見かけません

戻ってきて再び矢勝川

スタート地点ででむし広場に戻ってきました

これにて帰宅

今年は丁度いい開花時期と晴天に恵まれました

また来年も休みの時期が合ったら来たいですね