シコルスキー S-55 輸送ヘリコプター (1:144) ペーパークラフト | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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Sikorsky S-55 (fiddlers green)

シコルスキー S-55 輸送ヘリコプター 1:144スケール ペーパークラフト

 

ヘリコプターで続いている今月ですが

次に作成はシコルスキーのS-55です

米軍でのペットネームはチカソー、ほかのヘリと同じくアメリカ先住民族の名前が付いています

 

一般的なヘリコプターではローター直下に配置されているエンジンを

機首下方に斜めに配置してドライブシャフトを伝達してローターを動作させる構造により

機体の低重心化やエンジンの整備性の向上、機体後部スペースの拡大など

多くの利点を獲得した名機でした

 

日本でも陸上自衛隊や航空自衛隊、海上保安庁など

多くの組織で運用

 

生産機数の多さと運用国の広さから映像などでもよく見かけるヘリコプターです

 

過去に作った同じくシコルスキーの発展型、S-58と

機首にエンジンを配置した基本設計は同じですがこちらの方が流石にスマートですね

 

型紙はいつもの…ではなくfiddlers greenより

手描き感の強いディティールや型紙の隙間を埋めるような解説文、図解が

標準フォーマット

 

設計者/デザイナーが変わるとパーツ分割や糊代配置も

結構カラーが出るのがペーパークラフト、たまに違う作者さんのモデルを作ると新鮮です

機首のエンジンを作成

カバーを開いた状態を選択できるためちゃんとシリンダーまで造形されています

閉状態で作る分には見えない所まで作らないといけないのは大変ですが…

こうしてみると機首にエンジンがついたヘリコプターと言うのは中々特異です

カバーを取り付け、ちらりと見えるシリンダー

着陸脚は型紙部品ではなく針金を使用

支柱が2本の後脚はちょっと固定に難あり

後付けでは無くて支柱を機体内部でしっかり接着してから組立た方が

良かったかもしれませんね

 

ローターを作成して完成です

 

因みに型紙の色から白かライトグレーの塗装機体だと思って作っていたのですが

実際はこのモデルは無塗装銀の機体だったようです

今回は殆ど白…といった印刷加減になってしまったので

次があったら銀色表現頑張りたいですね