フォッカー D.Ⅷ 戦闘機(1:144) ペーパークラフト | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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Fokker D.VIII 

フォッカー D.Ⅷ 戦闘機

(scissors and Planes 452) 

1:144スケール ペーパークラフト

 

第一次世界大戦の機体で続けています

今回製作はドイツ、フォッカー社がWW1時に最後に投入した戦闘機

フォッカーD.Ⅷです

 

三葉機の成功例として知られるフォッカーDr.Ⅰを元に主翼を単葉に再設計した機体

 

主翼以外のパーツは殆どDr.Ⅰとの共通で

特にエンジンはこの時期では既に非力と言える出力でしたが

三葉から単葉になった事で空気抵抗が大きく改善しフォッカー社の戦闘機としては

始めて最高速度200km/hを突破した優秀な戦闘機に生まれ変わりました

 

寸詰まりな胴体にパラソル式の一枚翼、と性能はさておき

外見はステレオ的なレトロ飛行機…と言った感じで可愛らしい機体です

 

Dr.Ⅰの成功から五葉機…なんて迷走したフォッカー社の戦闘機が

最終的にDr.Ⅰの単葉型とたどり着くのも面白い話

優れた性能を発揮したフォッカーD.Ⅷですがその登場は既にドイツの敗戦色が濃厚となった

WW1末期、十分な数が前線にいきわたる前に戦争が終結し活躍の機会に恵まれなかった不遇さから

幻の名機と呼ぶ資料もありました

 

 

製作は五葉機、三葉機から続いての単葉機

さっぱりとした一枚板の主翼に支柱も最小限とあってパーツ点数も少なくシンプルです

 

塗装は派手な黄色と黒のストライプの胴体を持った機体の物を選択

ドイツの戦闘機では珍しい空冷星形エンジン

全体通してエンジン作るのが一番時間かかったかも…

カウルを被せると半分エンジンが隠れてしまいます

2丁の機銃と主翼を作り

機首部分に支柱を取り付け

主翼を乗せると大体機体の形が出来てきます

着陸脚を作って

完成です

製作工程も見た通りのシンプルさですがこの時代の戦闘機の洗練の過程を感じる面白い機体でした