ノースロップ・グラマン X-47B UACV(1:144)ペーパークラフト | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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Northrop Grumman X-47B(scissors and Planes 4808)

ノースロップ・グラマン X-47B 無人艦上攻撃機

1:144スケール ペーパークラフト

 

今月製作2機目の航空機は米国が開発していた無人艦上攻撃機X-47Bです

 

昔のシューティングゲームに出てくる低ポリゴンのザコ敵のよう(失礼)な

直線的なシルエットを持つステルス機

無人機の為コックピットやパイロットの為の設備が必要なく、機体は非常に薄くてシャープ

 

2機の試作機が製造されて2013年にはAI制御での空母からの発着艦に成功するなど

順当に開発が進められていると思われていましたが2016年に開発が中止

先進国にとっての戦争が対テロ戦争にシフトしつつあった当時の情勢では

ここまで高性能・高コストな無人機が求められていない事が理由とされていますが

一方で伝統的にパイロットの中でもトップエリートとして尊敬される海軍の空母パイロットを

無人機で置き換えようとすることでの現場からの強い抵抗感も原因の一つ…などとも言われているようです

F-18,F-14と並べて、全翼機な事もあり無人機ながら非常に大きな機体です

今日の戦争で多用される無人攻撃機が軽飛行機やラジコン飛行機程度のサイズの物主流な事を思うと

「こんな大げさな物は必要ない」と言うのもまた頷ける理由です

 

 

見た目のシンプルさ同様に型紙も非常にシンプルな構成

 

とは言え見た目細かく分割されてるモデルより

こういう少ないパーツで3次元的な形の機体を作るモデルの方が存外難しかったりします

 

どういう順番で組み立てるのがベストなのか…今回は機体上面・下面をそれぞれ作ってから

上下を貼り合わせる順番で作っています

 

胴体後部に補強材と機首側に重りを詰めて

上下を貼り合わせて機体が完成、神経は使いますが作業自体は流石にシンプルです

 

着陸脚とアンテナ類を取り付け

 

完成です

無人機は「人が乗る」という設計上の制約が無いためどこの国でもユニークなデザインの

機体が多く模型的にはちょっと変わった魅力のあるジャンル

また何か面白そうなモデルがあったら挑戦してみたいと思います