グッドスマイルカンパニー MODEROID
陸上自衛隊 幕僚監部付実験航空隊 首都防衛移動要塞T-1号「スーパーX」
映画「ゴジラ(1984)」より
珍しくプラモデルの製作です
アニメ、映画、ゲームなど幅広いジャンルからメカやキャラクターを展開している
グッドスマイルカンパニーのMODEROIDシリーズから
映画「ゴジラ(84年版)」に登場する自衛隊の秘密兵器「スーパーX」です
空飛ぶ炊飯器…と言った風体の飛行メカ
悪役怪獣と戦う怪獣プロレス路線だった昭和ゴジラシリーズ最終作「メカゴジラの逆襲」から
9年ぶりに上映された84年版ゴジラ、再び人類を襲う脅威の怪獣として登場するゴジラと
人類の抵抗を描き後の平成ゴジラシリーズへと展開していくシリーズを語るうえで欠かせない作品です
リアルとシリアスさに寄った展開の中でいささか唐突に登場する自衛隊の超兵器なので
84ゴジラという作品の中ではやや浮いた印象もあるスーパーXですが
後の作品でもスーパーX2、スーパーX3と発展機が登場しそれぞれ印象深い活躍を見せる事で
初代のスーパーXもまたゴジラファンには人気のあるメカ
かくいう自分も平成ゴジラシリーズを見て育った世代、これまで知名度の割に
碌な立体物の無かったスーパーXのプラモが発売されるという事で衝動買いしてしまいました
各所が開いて戦闘状態、機首のサーチライトを輝かせながらの登場シーンは
音楽も相まって84ゴジラの印象深いシーンの一つ
各展開パーツは差し替えや余剰もない完全変形、
ただし引き込んだ部品を押し出すためのピンとかは無いので
パーツによっては注意して引っ張り出したり細い棒とかで押し出さないといけないので
あんまパカパカ動かすギミックではないですね
作中ではゴジラと対峙する構図と夜間である事からあまり細かい部分までは見えない機体だったので
こうしてプラモで作ると色々凝ったディティールや使ってない武装などにも気が付いて
楽しいキットでした
キット自体にはスケール表記は無いのですが設定上のサイズとキットの大きさから
スケールは1:200相当のよう、先日作ったアラバマと同スケールになるので並べて見たり
ゴジラと戦うには心もとないメカでしたが
こんな物体が空飛んでレーザーやミサイルを乱射するので
あの世界の自衛隊は割ととんでもない物を作っています
ペーパークラフト趣味になってからはあまり作らないプラモデルでしたが
キットの作りやすさもあって楽しく製作出来ました
ざっくりと製作もご紹介
元からぱっと見銀色一色の機体なので成形色も銀(灰)と内部メカ用の黒の2色
今回は銀ランナーをそのまま缶スプレーで塗装、黒ランナーはそのまま使用のかんたん製作です
作中はほとんど見えない底面、同じく作中使用していない格納式の銃座が付いています
因みに銀色部はガンダムマーカーの汚しペン(茶色)でウェザリングしながら進行
細かくディティールが入っていますが個々のパーツ自体は大きく手数も少ないので
組立はパチパチとテンポよく進められ
せり上がり式のウェポンランチャー部
ランチャー部のせり上げと砲身の伸縮、の2段階の展開ギミック
塗装指定では特に色分け指示の無い砲身ですがちょっとアクセントにしてみたく
ガンメタリックやカッパー等で色分けしています
ブロックごとに取り付けていってポンポンと形になっていきます
スプレーが乾くのを待っていた時間を除けば1~2時間ほどで完成です
最後にデカールを貼って
デカールの保護もガンダムマーカーのクリアカラーで上からなぞるだけ…と手軽にすませ
便利になった物です
と言う訳で久しぶりのプラモ作成でした
スーパーX2は同時発売、X3も来年発売が決定しているので
余裕があったらそちらの方にも挑戦してみたいですね





















